どうも。オルティです。今回は佐藤翔吾選手にプライベートレッスンを受けた時の様子を記事にします。人生初のプライベートレッスンでした。
翔吾選手は以前からこのブログで何度も取り上げています。その記事を上に掲載しましたので、時間がある時に是非チェックして下さい。
私が応援していると共に目標にしている選手の1人、佐藤翔吾選手。Youtubeチャンネルの投稿動画や他の方の投稿動画を必ずチェックしたり、触発されて同じメーカーのラケットを一時期使っていたくらいです💦
他の去年と今年の北信越選手権に出場した時、試合を観戦する事が出来ました。その試合を観戦した時の様子も記事にしました。下に掲載したのでそちらもチェックしてみて下さい。
今日は現地で@RNtenis123 のレッスンをさせていただきました!
— 翔吾テニスyoutuber (@SHOGOace) June 19, 2023
バボラオープンの全国大会で知り合い
コアなファンでいてくれる彼
コツコツ貯めたお小遣いを使って依頼してくれました
ありがとう
大切に使わせてもらうね@Noriman16054070 には色々サポートしていただいて今大会助かっております!😭 pic.twitter.com/U1FzyLZ4li
翔吾選手が本戦1回戦を戦術変更してから逆転勝利したその日、プライベートレッスンを受けて頂ける事になりました。
予選が行われた前日は去年のバボラオープン全国大会に出場し、テニスYoutuberのニセコリ圭斗選手に勝利したN,Rさんにプライベートレッスンをしていました。
本戦1回戦が行われた日、私はプライベートレッスンを受けさせて頂きました。正直フルセットを戦ったのに大丈夫かな?と思っていました。
しかし、翔吾選手は「相手選手の球威を利用していたから大丈夫(意訳)」と仰っていました。JOP大会で6時間45分以上もの試合を戦っただけある……流石としか言えません💦
前述しましたが、今回の記事では翔吾選手のプライベートレッスンの様子を記します。翔吾選手とガッツリ打ち合い、様々な事を学べたとても貴重な時間となりました。
具体的にはプライベートレッスンで何をしたか、実際に打ち合った翔吾選手の凄さ、翔吾選手から何を学んだかについて記していきます。どうぞよろしくお願いします。
・プライベートレッスンで何をしたの?
先に料金のお話をします。翔吾選手とのプライベートレッスンは2時間で2万円でした。しかし、コートの都合で1時間しか出来ませんでした。
内容は最初にアップでミニラリーからのストロークのラリー、ボレーにスマッシュ、サーブを打った後にゲームを2セット行いました。その後に翔吾選手から見た私の修正点をレッスンさせて頂き、最後はラリーやって終わりでした。
・実際に打ち合って分かった翔吾選手の凄さ
ゲームは0-6,0-6と完敗でした。翔吾選手に振り回されたり、ミス連発させられたり、エース決められたりで何も出来ませんでした。何もさせてもらえませんでした。
1本だけ走り回りながら返しまくり、根負けさせてポイントは取れました。でもそれ以外は翔吾選手のミスでしかポイントを取れませんでした。
ショット自体は速くもなければそこまで重くもなかったです。普通にラリーは出来ました。脳内興奮が凄い事になっていました。
0-6,0-6と完敗を喫した理由。それは単純に言えば実力差です。まぁ仕方ないですよね。勝てる訳ないですよね。無理ゲーですよね。
相手は数多の草トーやJOP大会優勝経験があり、全日本選手権出場を目指して選手活動をしているテニスプレーヤー。私は市民大会C級3回戦進出を目指している一般人。
実力差は月とスッポンと呼んでも良いくらいですよ。勝てる訳ないです。1ゲーム取れたら御の字です。
まぁそれは置いといて、私はベストを尽くしました。センターセオリー遵守の沼戦術をメインに使う守備的な戦術を使いました。
しかし翔吾選手も同じ戦術を使う為、自然と私は自分と上位互換の相手と試合をしている事となりました。
話がかなり逸れました。私自身翔吾選手のファンで、投稿動画を一通りチェックしています。しかし、その私ですら翔吾選手の凄さを今まで分かっていませんでした。今回打ち合ってみて改めて凄さが分かりました。
先ずショット自体がそこまで速く無かった事。これは私自身も同じ事をしているのですが、ショットの勢いが無い事から自分の力だけで飛ばさないといけません。
その為ショットを打つのにパワーを使う必要があり、体力を削られる要因の1つとなりました。自分がしている事を相手にされるのは精神的に嫌ですよね……💦
続いてショットの深さが個人的に凄いと思いました。コンスタントに深いショットを打って来るのが物凄く嫌だったからです。浅いショットがあれば攻めていきたかったですが、それが出来ませんでした。
仮に浅いショットがあったとしてもネットに詰めなかったでしょう。何故なら翔吾選手はパッシングショットを武器にしており、不用意にネットに出るとパッシングの餌食になる事が分かっていました。
深いショットはプレーだけでなく、心理的にも私を苦しませました。まるでボディブローのように。
ネットの高い所を通っている訳でもないのに,、コンスタントに深いショットを打ってくる。自分から構えて打ちに行っている証拠です。しっかり前に振っていました。
対する私も構えて打つように意識していました。斜め上にスイングしながら、トップスピンでネットの高い所を通し、高く弾むショットで深さを出していました。全然効いていないように見えましたけど。
続いて翔吾選手の緩急が上手い事も凄いと感じました。特にバックハンドスライスが凄く嫌でした。翔吾選手のスライスは弾まないんですよ。滑るんです。滑るスライスに苦しみました。
希望ヶ丘のコートは砂が多いオムニです。それを踏まえ、大会の時はスライスを多用した方が良いのかな?と思うくらいでした。
スライスをバック側に打ち込まれ、それを姿勢を低くして持ち上げるように打たないといけない状況でした。
スライスで処理する道もありましたが、その日はバックハンドの調子が良かったので、バックハンドで返し続けました。
それが災いしたのか、体力がゴッソリ削られて終盤はヘロヘロになっていました。左右前後に振られた事も大きいですが、ドロップショットも凄く嫌でした。
スライスのフォームと全く同じだったので、どちらが来るか読めずに考えてしまい、足が止まってしまったからです。
そもそも普段の練習環境でドロップショットを打たれる事が少ない事が大きな要因だと思います。むしろ私が打つ側である事から、相手からドロップショットを打たれた時の対応を考える機会が無かったのが良くなかったと思います。
私が得意としているフォアハンドのトップスピンも有効打になり得ず、戦術の要と言えるスライスも全然打てず、サーブの確立と質も良いとは言えず。私にとって何一つ良い所はありませんでした。
試合で普段使っている戦術を先に使われ、それに対処している間に一歩二歩先に行かれてしまう。その焦りも大きかったと思います。自分から先にミスばかり。翔吾選手の硬い守りにミスさせられていたようにも思えました。
それに加え、翔吾選手のサーブは基本スライスサーブを打っているイメージが強いです。しかし、時折フラットサーブを混ぜてきて、読みを外される場面もありました。
また、スライスリターンでラリー戦を優位に運ぼうとしましたが、そのリターンのタイミングが合わなくてミスをする場面もありました。やりたい事は分かっていても体が追い付かなかったです。
私はテニス人生において勝つ事より負ける事の方が圧倒的に多いですが、今回もまたボコボコにやられました。しかし、JOP選手とゲームをやれた事で沢山の気付きや学びを得る事が出来ました。
改めて自分の立ち位置や実力、JOP選手の強さや凄さを知る事が出来ました。本当にリスペクトしかありません。それと同時に「僕もまだまだなんだな~」と現実を突き付けられる事となりました。
・翔吾選手から何を学んだのか?
ゲームでボコボコにされた後、翔吾選手が私の修正点を提示してレッスンを受けました。それはサーブとリターン。両方試合にとって必要不可欠な物であり、修正すべき項目です。
最初にサーブのレッスンを受けました。テーマはスライスサーブ。翔吾選手がメインで使っています。横回転がかかっている為、ボールが低く横に滑る事からオムニコートで有効です。
私も雑誌や動画で独学で習得しましたが、ここ最近は中々打っているようで打っていない状態でした。大会でもスライスサーブを打っているつもりでしたが、そうではなかったと言う……💦 スライスサーブをもっと打てていたら試合も勝ててたのになぁ。
スライスサーブを翔吾選手から改めて教えて頂きましたが、思うように出来なくて自分自身にブチ切れてました。でも千里の道も一歩から。ここからスライスサーブを完全習得し、試合でバンバン打てるように練習頑張ります。
続いてリターンのレッスンを受けました。翔吾選手は私のリターンがインパクト後にラケットを上に振り上げている事を指摘しました。
大会でもリターンがアウトし、得意である筈のリターンから展開を作れない場面が多々ありました。原因はラケットを上に振り上げている事だったんです。
ラケットを上に振り上げるのではなく前に押し出す。そうアドバイスした後、翔吾選手が打ったサーブをリターンする練習を受けました。
とにかく前にスイングする事を考えながらリターンしていった結果、ゲームの時よりリターンが良くなりました。この感覚を大事にしながら引き続き練習し、試合でも打っていけるようにしていこうと思いました。
サーブとリターンのレッスンを受けた後、ダウンのラリーをやってプライベートレッスンは終わりになりました。
全てを出し切る!と言う思いで一球一球打っていましたが、翔吾選手からナイスショット!と何度か言われて嬉しかったです。
プライベートレッスンを受けた翌月に本命の大会、市民大会C級とB級に出場しました。C級では本戦1回戦0-6,コンソレ1回戦3-6、B級では本戦1回戦1-6,コンソレ1回戦6-3,コンソレ2回戦3-6でした。
スコア・中身は全てが全て良かった訳ではありませんでしたが、サーブとリターンは随所に良い所を出せていました。特にリターンはリターンエースを何本か叩き出せたので、自信を持って武器に出来る気がしました。
・まとめ
試合後、そのままオルティのプライベートレッスンをさせていただきました!
— 翔吾テニスyoutuber (@SHOGOace) June 20, 2023
彼は初期の頃からずっと応援してくれて
今日も応援に本当に助けられました
ご飯もご馳走してくれて本当にありがとう
僕変な顔になってる!笑
全てがありがたい pic.twitter.com/lWCqu1xzOM
以上が翔吾選手のプライベートレッスンを受けてきた感想でした。人生初のプライベートレッスンの相手が普段から応援している選手になるなんて想像出来ませんでした。
翔吾選手とは以前軽く打ち合った事はありましたが、ガッツリやる事は今回が初めてで正直凄く楽しみで、出来れば1ゲームは取りたいと言う思いで挑みました。
しかし現実はそう甘くはありませんでした。翔吾選手のショットの深さ、緩急の付け方に成すすべもなく、圧倒的にやられてしまいました。
実力差がエグい事は百も承知でした。それでもせめて1ゲームは取りたかったですが、結局数ポイントしか取れませんでした。大半は翔吾選手のミスで、自力で取れたポイントは1ポイントだけ。
悔しいを通り越して情けないと言う感情が込み上げてきても正直おかしくありません。でもそれが今の私の実力であり、同時に私の限界なんです。
相手は自分よりも遥かに強く、遥かに高い場所で戦いながら目標に向かって突き進んでいるJOP選手。実力差云々は関係ないです。やるからには勝ちたかったです。
強いて自分を褒めるとするなら、翔吾選手の得意なラリー戦に真っ向勝負を仕掛けた事ですかね。ラリー戦を避けて打ち込む選択肢もありましたが、そうした場合は自滅する未来が見えていました。今年出場した大会で明らかになりましたから。
例え分が悪いと分かっていても、自分が得意な戦い方で挑んでボコボコにやられた事はプラスだったと思います。そもそも今年大会の出場頻度を上げたのは翔吾選手のアドバイスを受けての事でした。自分の経験値を重ねると言う意味でも。
私の修正点が分かり、どう対処していけば良いのか分かった事と、大会に勝つ為に目指すべきプレーが把握出来た事も同様にポジティブに受け止めています。
なので今回のプライベートレッスンはお値段と時間以上の学びと経験を得る事が出来たと言えます。翔吾選手、本当にありがとうございました! 目の前で勝利を魅せてくれた次は、私が勝利出来るよう全力を尽くします!
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