A LIFE OF TENNIS!

初めまして。このブログの管理人のオルティです。週に1度テニススクールで汗をかいている中級プレーヤーです。このブログでは試打したラケットや使用したガット、グリップテープや振動止め等のテニスグッズのインプレや。出場した大会の結果報告や取り組んでいる内容等を一般人目線で記していきます。目指すは唯一無二のテニスブログです。どうぞよろしくお願いします!

【JOP大会観戦記】北信越選手権を観戦してきました! ~第2日目(本戦1回戦)後編~

 

 

 どうも。オルティです。今回も北信越選手権の第2日目、本戦1回戦を観戦した感想と、熱戦を繰り広げた選手を取り上げます。

 前回は片山翔選手、小暮友貴選手、勝島陽希選手の3人を取り上げました。まだ前回の記事を読んでいない!と言う方は上に掲載しますので、チェックの方をどうぞよろしくお願いします。

 

・福田勝志選手

 

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 翔吾選手や勝島選手と同じく去年の北信越選手権に出場した福田勝志選手。去年チラッとしか見えなかった分ガッツリ見る事が出来ました。

 47歳と日本最年長でありながら、40歳を越えた今でも全日本選手権に28回出場している鉄人。恐ろしいです。ランキングも82位。年齢なんて関係ねぇ!と言わんばかりのプレーを魅せていました。

 ガッツリプレーを観ていましたが、プレースタイルはシコラーと呼んでも差し支えないかなと思います。

 球は決して速い方ではないのですが、確実に返してくるので相手としてはとても嫌でしょう。少なくとも私は嫌です。

 スピードショットを打つには相手の球威を利用する事も有効ですが、勝志選手の場合は球威があるショットを打ってくる場面があまり無かったように思います。そうなると自分の力を使わないといけなくなり、非常にやりづらいです。

 勝志選手のフォアはループ系。しかもサウスポー。グリグリスピンではないですが、右利きであればバックハンドを常に狙われるので厄介としか言えません。サーブはスライスサーブ主体。相手からしてみたら恐ろしいとしか言えないです。

 


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 勝志選手の相手は小ノ澤新選手。サウスポー対決で、プレースタイルも似た者同士。ミラーマッチかな?と最初は錯覚しました。

 小ノ澤選手はジュニア時代は全国小学生大会シングルスベスト4、全国中学生大会シングルス優勝、インターハイシングルス準優勝等の素晴らしい成績を残してプロに転向しました。

 プロに転向した後、全日本選手権シングルスベスト4、男子ダブルス準優勝、2020年の島津全日本室内テニス選手権でシングルス・ダブルスの両方を優勝する等、素晴らしい成績を残しています。

 一つの大会でシングルス・ダブルスの両方を優勝する事は中々ないと思うので凄いとです。実際はどうなんですかね。

 試合はスコア6-1,7-5で小ノ澤選手が勝利して初戦突破しました。シコリ勝ちかな?と思いきや、小ノ澤選手の方が攻撃力が上回っていたように感じました。勝志選手の守りを打ち抜いたと言えば良いでしょうか。

 それでも第2セットは途中で1-5だったかな? そこから勝志選手が捲っていた場面は凄かったです。私も今年は捲る試合を経験していましたから。

 

・高橋勇人選手

 


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 Youtubeに動画投稿しているプロ選手、高橋勇人選手も去年に引き続き北信越選手権に出場しました。去年はチラッとでしか観れませんでしたが、こちらもガッツリ観る事が出来ました。しかしお話する事が出来ず……悔しい!

 大学時代は主将を務め、数々のJOP優勝経験と、神奈川県選手権優勝経験がある高橋選手。去年プロ選手となって選手活動を行っています。

 フォームが綺麗で、かつ繰り出されるショットがエグかったです。特にサーブとフォア。大学時代に主将を務めていた事もあり、積み上げてきた物が凄いかと思います。

 

 


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 高橋選手は実業団のマイシンに所属し、日本リーグの時期になるとマイシンのメンバーとして試合に出場しています。今年は山喜の堀江選手と熱戦を繰り広げていました。

 元々マイシンはあきやま病院と言う名前だったのですが、日本リーグ2019年度大会から、テニス部の運営を変更したとの事。そういう事もあるんですね。

 ちなみにマイシンには川橋勇太選手も所属しています。川橋選手は筑波大学出身で、大学生の時にITFフューチャーズ(昭島)で優勝しました。今年は海外に挑戦していくとの事で、高橋選手と共に目が離せません。

 そんな高橋選手は大会当時のランキングが84位。初戦で中央大学生の108位、石川真輝選手に6-3,6-0で勝利して2回戦に駒を進めました。

 

・佐藤翔吾選手

 


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 この日一番楽しみにしていた翔吾選手の1回戦。翔吾選手は去年観戦していましたが、今年も観戦する事が出来て嬉しかったです。

 翔吾選手は2023年8月現在ウィルソンと契約していて、ウルトラ108V4を使用しています。ガットは錦織選手が横ガットに使用しているエレメントを使っています。

 ウルトラは今作で4代目になりますが、デザインが物凄く良いです。デザインだけでラケットを買い替えるなら、断然ウルトラにしたいです。

 私が使うならウルトラ100になります。今使っているラケットがEZONE100(2020)なので、スペック的にも移行はスムーズに行けるかなと思います。

 世界一のラケットシェアを誇るブランドと契約した勢いからか、今年の翔吾選手は4年ぶりにJOP大会の決勝戦に勝ち上がる等、全日本選手権出場に向けて確実に進みつつある状況です。大会当時のランキングは112位。

 


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 そんな翔吾選手の相手は皆川将也選手。中京大学生でWC(主催者推薦枠)で出場した新潟県国体代表。ダブルスもこなしています。

 北信越選手権当時のランキングは301位ですが、経験をこれから積んでいけば、確実に上に行けるポテンシャルを秘めているな~と試合を観ていて感じました。

 身長は見た感じ180cm以上あり、その高身長から繰り出されるサーブとエッグ系のスピンが効いたフォアハンドは破壊力抜群。バックハンドも丁寧に打っていて、隙が無い印象を受けました。和製ベルディフと言っても過言ではないかと。

 

 

 

 翔吾選手と皆川選手の試合はフルセットにもつれる熱戦でした。第1セットは皆川選手のサーブとフォアが炸裂していました。

 また、ラリー戦に持ち込んで長いポイントにしたい翔吾選手でしたが、皆川選手は丁寧に返球しながら対応していました。

 この時ですが、翔吾選手は肘と腰の怪我でラケットを400gまで重くしていた時期で大変だったとの事です。生観戦していた時は全然分かりませんでした。少し話が横道に逸れましたが、皆川選手が球威と若さに溢れたプレーで第1セットと5-7で取られました。

 続く第2セットは翔吾選手が作戦を変更し、ラリー戦を展開しながら皆川選手の身体の正面や低い所に返球するようになりました。それが功を奏し、暑さも重なって皆川選手がミスを重ねるようになり、第2セットを6-4で奪い返しました。

 迎えた第3セット。皆川選手は真夏を思わせる暑さと翔吾選手の粘り強さにポイント間で弱音を吐きつつも、サーブとフォアの一撃の火力で応戦していました。理不尽過ぎるくらいのサーブには言葉を失いましたよ……

 翔吾選手は皆川選手のショットの威力と速さに押されつつも、確実に返球しながらミスを誘ってポイントを積み重ねていきました。

 そして迎えたマッチポイント。皆川選手のバックハンドのDTLがアウトしてゲームセット。6-1で第3セットを取り、5-7,6-4,6-1で初戦勝利となりました。

 目の前で応援している選手が勝利した。しかも逆転で。これは嬉しいとしか言えませんでした。勝利した場面に立ち会えたのは本当に最高でした。去年観る事が出来なかったので、今年観る事が出来て本当に嬉しかったです。

 

・最後に

 

 

 

 試合終了後、翔吾選手のプライベートレッスンを受けて頂けました。人生初のプライベートレッスンが翔吾選手でした。とても光栄でしたし、お値段と時間以上の学びと経験を持ち帰る事が出来ました。

 このプライベートレッスンの内容と何を学び、どう活かすかはまた別の記事で詳細に記します。記事の投稿まで暫しの間お待ち下さい。

 プライベートレッスン後は夕食を取りました。スシローに行き、美味しいお寿司を堪能出来ました。しかし、プライベートレッスンで疲弊していた事もあり、普段に比べてあまり食べる事が出来ませんでした。

 その後は翔吾選手をホテルまで送り、帰宅してのんびりしていました。この日は様々な選手の試合を観戦しつつ、普段応援している翔吾選手の勝利に立ち会い、プライベートレッスンを受けられた記念すべき一日となりました。

 私自身もこの日は翔吾選手に勇気付けられ、改めて目標である市民大会3回戦進出に向けて練習を頑張ろうと心から誓いました。目標自体は達成出来ていませんが、目標に向かって少しずつではありますが近付いている気がします。

 次回は北信越選手権の第3日目、本戦2回戦について記します。今年のJOP大会観戦記は次回がラストになります。更新まで暫しの間お待ち下さい。

 

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