どうも。オルティです。先日、11/5に開催されたグレードテニス大会に出場してきました。今回の記事はその結果報告となります。
今大会は今年最後の大会であり、これが終わった今は約半年に渡るシーズンオフを迎え、来年の大会に向けて土台作りに専念しています。
色々調べた結果、私が知らなかっただけでまだまだ出場出来る大会がありました。CクラスではなくBクラスばかりでしたけど。来年は今年以上に大会に出場して経験値を積みながら良い結果を残せるように励みたいです。
前回出場した2023年度 須藤杯テニスシングルス大会Bクラスでは結果は良くなかったでしたが、内容を見ると確かな成長があったと実感出来ました。
今までは自分のミスややらかしでメンタルが崩れ、それまで良かった流れを自ら断ち切る事が多かったですが、リアクションを取る時があったもののメンタルのブレが一切なくなりました。
それに加え、サーブの威力と安定感が増したり、レッスンではあまり良くなかったバックハンドリターンからのラリー戦に持ち込めたりと、プレー自体も以前より良くなったと実感出来ました。
ただスコアに結びつかなかったのは自分のミスだったり、相手のプレーが良かったりと様々な要因が結び付いた結果だと考えています。なので自分のミスをなるべく減らす事を念頭にプレーする必要がある事を改めて突き付けられました。
特に有効に使うべきなのは自分の持ち味。それはフォアの高弾道トップスピン。それを相手のバック側に集めつつ、ラリー戦をしながら展開していく必要性がある事を実感しました。
今大会ではフォアの高弾道トップスピンを積極的に使い、じっくりラリー戦をしながら展開していく事をテーマに掲げて挑んできました。果たしてどうなったか、試合のす事をありのままに記していきます。
・グレードテニス大会とは?
今回出場したグレードテニス大会ですが、存在自体私自身知らなかったですし、今回初めて出場しました。
私と同じように「グレードテニス大会!? そんなのあったの!?」や「グレードテニス大会って何?」と思う方々もいても不思議ではありません。
なので私の結果報告の前にグレードテニス大会について軽く説明させて頂きます。グレードテニス大会は名前の通り、グレード別に分かれて行われる大会です。
年間に渡って行われる物で、シングルス・ダブルスの2種目が行われています。シングルスに出場したい人はシングルスが開催される日に、ダブルスに出場したいペアはダブルスが開催される日に参加すれば良い訳です。
市や県のテニス協会が開催している市民大会やシングルス大会とはまた別の大会に該当する物かと思われます。開催しているのは県のテニス協会のグレードテニス委員会でした。草トーに該当するのかな?
初出場と言う事で、大会当日は会場に8:15までに受付を済ませました。そこで自己申告や運営と相談してクラス分けが行いました。
・結果報告
1試合目:1-5
2試合目:4-5
今大会は5ゲーム先取、ノーアドの試合形式で行われました。私が今回戦ったグレードは2.0。レベルや戦績を踏まえて運営が決めました。シングルス大会のBクラスに出場しているような方々が集まっている印象でした。
そんな私と同レベルの大会に出ている方々との試合でしたが、また勝利を掴み取る事が出来ませんでした。悔しいです。2試合目に関しては勝利まで後一歩だったと言いますか、勝てない試合ではなかっただけに。
でも内容に関して言えば徐々に良くなっている感じがします。以前に比べて圧倒的な敗北は減りましたし、割と悲惨な事になった試合でも中身を切り取れば良かった所もあった事は事実なので。
それに加えて試合中に取るべきプレーや挑むべきメンタルも把握してきているので、一概に負けたから全て駄目と言う訳ではありません。後はスコアに結びついて結果に表れるかどうかにかかっていると思います。
・各試合の振り返り
- 1試合目
対戦相手はサーブとフォアが強烈なストローカーでした。前回の大会を踏まえ、相手とラリーしながら展開しようと意識していました。
真ん中に集めながらバック攻めorクロスラリーをし、コートの中に入って打てる時はしっかり打ってネットプレーに移行する。今回の大会ではこの戦い方をやろうと決めていました。
しかし、こちらの調子が上がりきる前にやられた事と、相手選手の強力でテンポの良いサーブとフォアに終始何も出来なかった事の印象が強かったです。
事前に決めていた戦い方をあまり出来ず、真ん中にひたすら返す事しか出来ませんでした。それならいっその事開き直って戦い方を変えるべきでした。
スライスとロブを使う事に専念し、返球のスピードを落としながらラリーのペースを落としつつ、カウンター狙いに徹するべきでした。
- 2試合目
相手選手はスピンサーブ主体で、スライスとロブを巧みに使う技巧派なプレーヤーでした。1試合目の相手とは戦い方が百八十度違っていて、正直戸惑いました。
1試合目の試合の反省を踏まえ、完全に相手のショットを真ん中に返球しながら展開していくようにしました。そうする事でお得意のロングラリー、長いポイントに持ち込んでポイントを取る事を徹底させました。
その中で相手の浅くなった返球を叩いてネットプレーに移行し、ネットプレーでポイントを取る時もありました。
試合内容はお互いにサービスゲームをブレークし合うと言う意外な展開。普通サービスゲームキープし合いますよね💦 6ゲーム目と7ゲーム目でお互いにキープしつつ、8ゲーム目でブレークしようと試みましたが、力尽きてゲームエンドを迎えました。
・良かった所
- メンタル・プレー共々崩れずに最後までプレー出来た事。
……前大会に引き続いて勝利を心から渇望して前に突き進む事、最後まで諦めずにプレーする事が出来ていたのは良かったです。
前大会に引き続いて例えスコアがどんなに引き離されていても、どんなに劣勢に立たされていても自分が出来る最善・最高のプレーが出来たんじゃないかなと思います。
そしてこれまであった自分のミスややらかしが切っ掛けで崩れる事もなく、次のポイントに切り替えてプレー出来た事も大きかったです。
大事なポイントを取れた時は、うるさいくらい大声を出して自分を鼓舞したりしてました。セルフジャッジはもちろんクリーンにしてました。これ大事。
- 前大会の反省を踏まえてプレー出来た事
……前大会では雨オムニだったと言う事もあり、厚い当たりでガンガン打っていきましたが結果的に不発に終わりました。
その反省を踏まえ、今大会ではフォアは弾道を高くしてトップスピンを打ちつつ、バックハンドのスライスを混ぜるようにしていました。
主に真ん中に集め、時にはクロスラリーを展開しました。私自身ラリーをしながら展開していくタイプのプレーヤーなので、やはりこの戦い方が合っているのかもしれません。
・改善点
- 戦術変更が遅かった事
……今大会は5ゲーム先取、ノーアドでいつもの大会とは異なる方式でした。その為、自分の調子や相手の戦い方を大体把握し、このプランで行こうと決断するタイミングが遅かったように感じました。
1試合目の振り返りでも触れましたが、特に感じたのは2試合目の時。2試合目の相手はスピンサーブ主体だったのなら、もっとフォアに回り込んで容赦なく打っていっても良かったな~と思います。
途中からフォアに回り込んで打っていきましたが、もう最初から打っていってラリー戦で主導権を握って相手にプレッシャーを与えていくべきでした。
それに加えて相手とラリー戦を行う時、ムーンボール等スピードは遅いけど相手コートに深く入るショットを多用した方がよりポイントを取りやすかった気がします。
バックハンドは今大会悪くなく普通に打っていけました。ただ相手に差し込まれた時の返球が後ろ体重になり、もう少しどうにかならなかったかな~と。
- 肝心な場面でのミスの多発
……運営の方から指摘された事は肝心な時のミスの多さ。それが試合の勝利・敗北に繋がっているように感じました。結局試合はエースの数より、ミスの少なさが勝敗に繋がりますよね。一概にはそうとは言えないとは思いますけど、大多数はそうかと。
具体的にどのショットのミスが多かったかと言うと、個人的にはサーブの確率やストロークのアウトミスが多かったように感じます。あくまで私の考えですが。
サーブの確率を上げるには弾道を上げて回転系にシフトしていくしかありません。ストロークはサイドアウトではなくネットの真ん中を狙ったネットミス、相手コートに収めようとしたアウトミスが多かったように思います。
ストロークのミスはネットの真ん中を狙いつつ、弾道を上げてクロスに返球する事と、相手コートのベースラインではなくその手前を狙う事でアウトミスを減らす必要があるなと感じました。
・最後に
今大会は勝利を勝ち取る事が出来ませんでしたが、自分より強い相手と試合を出来た事は貴重な経験となりました。特に2試合目は後少しで勝てただけに、負けた事は悔しいですが勝つ為に必要な事を持ち帰られたのは大きいです。
両試合共に相手とラリー戦を行いながら展開する事が出来ただけに、そこからもっとポイントを取れるようになる必要性を感じました。
フォアの高弾道スピンで起点を作り、最後はフォアの厚い当たりorネットプレーでポイントを取る所まで考えはまとまっています。しかし、その間がスカスカな感じがして、相手に応じてフリースタイルみたいな感じがするのが今の限界な気がします。
今後はラリーをどう有利に進めていくか、中身を煮詰めていく必要があります。スピンショットやムーンボール、スライス。どう組み合わせていくかを考えないと。
今大会2敗してグレードが下がりましたが、やる気は上がった上にプレーをどうしていくかを考える切っ掛けとなりました。
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