A LIFE OF TENNIS!

初めまして。このブログの管理人のオルティです。週に1度テニススクールで汗をかいている中級プレーヤーです。このブログでは試打したラケットや使用したガット、グリップテープや振動止め等のテニスグッズのインプレや。出場した大会の結果報告や取り組んでいる内容等を一般人目線で記していきます。目指すは唯一無二のテニスブログです。どうぞよろしくお願いします!

【JOP大会観戦記】北信越選手権を観戦してきました! ~第1日目(予選)後編~

 

 

 どうも。オルティです。今回も北信越選手権を観戦してきた様子を記します。今回は1日目(予選)の後編。

 前回は普段SNSでやり取りさせて頂いているけど、試合を観戦出来なかった方々を取り上げました。今回は実際に試合を観戦出来た吉田伊織選手を取り上げます。

 そして今年出場していた佐藤翔吾選手のプライベートレッスンを受けたN,Rさんも紹介させて下さい。彼は普段SNSでやり取りしていますが、バボラオープンで全国大会に出場した実力者です。

 

 

 

・吉田伊織選手

 


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 北山選手の試合が終わってから、伊織選手の予選決勝を観戦しに行きました。その時はファイナルセットに突入していました。

 伊織選手は2023年8月現在全日本選手権出場を目標にして、JOP大会を転戦しています。過去にはセルビアオーストリアで武者修行を積んだ経験があります。

 2019年の楽天オープンに出場した世界王者のジョコビッチ選手、2020年全米オープン覇者のティエム選手と練習した事でとても有名です。羨ましいとしか言えないです。

 生で観て最初に感じたのはガタイが良い!と言う事でした。日々トレーニングを積み重ねている証拠でしょう。身長は173cmある私とそこまで変わりないように見えましたが、それ以上にガタイが良かったのを今でも覚えています。

 


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 プレースタイルですが、Youtubeに動画投稿を始めた頃から去年ぐらい?までは脳筋バコラーだった印象が強いです。強烈なフォアハンドが武器でバコり散らしていましたが、格上や相性が悪い相手には成すすべもなくやられていた印象が強いです。

 今年に入り、石井コーチの指導や練習を経て、昔とは別人と言えるくらいプレースタイルが変わりました。スピン系のシコラーになっていました。

 バコラーよりシコラーの方が勝ちやすいと言えばそこまでですが、伊織選手が持ち味としているフォアハンドのループボールと、シコラーと言うプレースタイルが相性が良かったのかもしれません。

 前回紹介した北山選手のフォアハンドもスピン系ですが、バウンドした後の伸びで相手を押し込むエッグボール。

 それに対して伊織選手は軌道が高く、グリグリにスピンがかかったループボール。同じフォアハンドのスピンでもタイプが分かれていて、持ち味も異なるので観戦していて面白かったです。

 プレースタイルを変更した影響と練習の成果も合わさり、徐々に結果が出てランキングを上げています。北信越選手権が行われた時は235位と予選からのスタートでしたが、今後の結果次第では今年中に150位を切っていてもおかしくないかなと思います。

 


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 試合の方ですが、伊織選手は動画のイメージから、熱量があるor熱いプレーヤーと言う印象を受けました。ポイントを取ったり取られたりすると大声で何かを言っていました。バモス!だの何だの。

 それがうるさいと感じる人も中にはいるでしょう。私も時折声デカいな~と感じていました。申し訳ありませんが、それはあくまで私の感想です。

 しかしそれもまた伊織選手の魅力かと。予選決勝を試合観戦している人の数がそれを物語っていました。翔吾選手や北山選手を含め、10人ぐらいはいたかな?

 予選1回戦の相手は353位の亜細亜大学の川崎選手。観戦出来なかったので動画の方でチェックしましたが、サーブがとにかく強烈でストロークも丁寧に打ってくる印象が強いです。

 その相手に4-2,4-0とストレート勝ちして予選決勝に進出した伊織選手。予選決勝の対戦相手は栗原楓友選手。東京国際大学の大学生で、ランキングは276位。

 サウスポーで時折ネットに出る積極性もありましたが、粘り強いプレーが持ち味なシコラーと言う印象でした。

 スコアはかなり競っていて、どちらが勝ってもおかしくなかったです。結果は5-3,2-4,0-4と栗原選手が予選を勝ち抜いて本戦入りとなりました。

 ショートセットとは言えど、1ポイントが長くかなり見応えがありました。ただファイナルセットで伊織選手が右足に痙攣?を起こしていて、それが無かったら分からなかったかも……?

 伊織選手は初めて新潟県に来たとの事ですが、もし来年の北信越選手権に出場する機会があれば是非お話してみたいです。

 

・おまけ

 

 

 

 

 今回の北信越選手権に私が普段から応援している佐藤翔吾選手も出場しました。本戦にストレートインしていて、試合は翌日からでした。

 元々カズマックスさんや二渡選手と共に来ていた為、初日は練習や試合観戦に専念していました。お会いして挨拶しながら立ち話もしていました。

 予選終了後、翔吾選手はN,Rさんのプライベートレッスンをしていました。N,Rさんは普段から私とTwitterでやり取りしている高校生です。

 北信越選手権に学校を休んでまで観戦しに来ていたとの事。私も仕事を休んで来ていたので人の事言えません。

 

 


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 N,Rさんは地区大会を2連覇する程の実力者であり、去年のバボラオープン全国大会に出場した経験があります。私は今年新潟県予選に出場し、そこでボコボコにやられて来ました💦 間違いなく彼は強いです。

 話を戻します。N,Rさんはバボラオープン全国大会でテニスYoutuberのニセコリ圭斗選手に勝利するという大金星をあげました。

 ニセコリ選手は翔吾選手のチャンネルに時々出演している選手です。名前の通り、錦織選手にそっくりなフォームから鋭いショットをガンガン打ち込んで来る事が特徴です。2008年の全米オープンの頃の攻撃的な錦織選手をリスペクトしているとの事。

 Youtubeチャンネルでは試合動画を中心に投稿していますが、いつ見てもフォームが錦織選手そっくりで参考にしかなりません。

 そのニセコリ選手に勝利したN,Rさんのプレースタイルですが、高校生らしくない玄人感満載なシコラーと言えるでしょう。個人的に言わせて下さい。大好きです。

 強打に頼らず、スライスやロブにネットプレーを使い、シコくてテクいテニスで勝つ。私好みのスタイルです。ありがとうございます。

 とは言いつつも、N,Rさんは間違いなく私が試合しても勝てる相手ではありません。1ゲーム取れたら上出来かな?と言えるレベルです。だって実力差がえぐ過ぎる!

 ちなみに彼は私と同じく翔吾選手をリスペクトしていますが、行動力がヤバすぎます。良い意味で。2023年8月現在翔吾選手が使用しているラケット、ウィルソンのウルトラ108V4を購入するくらいですから。

 しかも高校の東京研修に行った時に。いやいや。ラケット購入するのは分かるけどタイミングがやべぇよ。クレイジー過ぎるだろ💦 普通はやらないでしょ。思いついてもやらないでしょ。それをやるなんて只者じゃねぇよ。

 

・最後に

 

 

 以上が北信越選手権の1日目を観戦した感想でした。文字数の問題で前後編に分けましたが、少しでも楽しんで頂けたら幸いです。

 初日は予選でしたが、J1-1の本戦レベルかそれ以上の対戦カードが至る所で繰り広げられていました。やはりグレードが高い大会だけありますね……💦

 正直今回取り上げた方々は北山選手や伊織選手をはじめ、本戦に勝ち上がって欲しかったな……と感じました。

 普段からTwitterでやり取りをしていたり、Youtubeに動画投稿をしていて、投稿動画を私が視聴している事が大きいでしょう。ある一定の知名度がある為か、親近感があって依怙贔屓をしたくなるのかもしれません。

 予選で惜しくも負けた選手の皆さんはまた次の大会に出ていたり、練習を積み重ねているかと思います。その努力が必ず叶う事を信じています。

 次回の記事は2日目、もとい本戦1回戦を取り上げます。こちらも文字数の関係で前後編に分ける事になりました。

 2日目も天気が良くて真夏と錯覚するくらい暑かったです。それに勝るとも劣らない熱い試合がコートで繰り広げられていました。

 試合の様子を出場した選手と共に紹介していこうと思います。それでは次回をお楽しみ下さい。