ただ今希望ヶ丘。 pic.twitter.com/1lO6D31MiU
— オルティ・マレー (@ORTHIY_NANAMIN) June 20, 2023
どうも。オルティです。今回も北信越選手権の観戦記を記していきます。今回は第2日目、本戦1回戦を観戦した感想と、熱戦を繰り広げた選手を取り上げます。
前回は予選の様子を記しましたが、今年の4月から施行されているルール改正による影響が改めて大きかったんだな~と改めて感じました。
去年までなら本戦にダイレクトインしていてもおかしくない実力の選手だったり、ランキングの選手が予選にいましたから。
この記事では私が観戦した本戦1回戦の試合を選手紹介を中心に記しつつ、観戦した感想を記していきます。どうぞよろしくお願いします。
・片山翔選手
最初に観た試合は今大会第1シードとして出場していた片山翔選手の試合でした。ちなみに片山選手はこの後も順調に勝ち上がり、そのまま優勝していきました。流石としか言えないです。
片山選手は高校生時代に名門の柳川高校に入学し、インターハイ2連覇を成し遂げると共に、全日本ジュニアのタイトルを勝ち取りました。早稲田大学に進学してからはインカレのタイトルを取る等、学生時代はトップをひた走っていた印象が強いです。
大学卒業後は実業団の伊予銀行に所属し、日本リーグの時期になると活躍しています。全日本選手権は2013年に男子ダブルスで優勝、2022年にシングルスベスト4に入る等、素晴らしいとしか言えない実績を積み重ねています。
片山選手の相手は大和田秀俊選手。リコーの実業団に所属しており、大学生の時にインカレ最高ベスト8等、リコー入社後は全日本選手権シングルスベスト32等と言う素晴らしい実績を持っています。
強烈なサーブとフォアハンドが持ち味で、北信越選手権が行われた当時のランキングは75位。対戦カードを初めて見た時、「これは大会の初戦でやる物じゃないよね?」と思ったくらいでした。
実際に試合を観た感想を記します。完全にボールのしばき合いと言いますか、強烈なストロークの応酬でした。ボールの打ち合いと言うより殴り合いと言うべきか。
片山選手のフォアハンドがとにかく凄かったです。少しでも甘くなったら容赦なく叩いてくる。フラット系で伸びもあり、一撃必殺と言う言葉がこれほど似合うフォアハンドも無かった気がします。
北信越選手権観戦終わりました!皆様の温かい対応嬉しかったです✨打っていただいた翔吾さん、北山さんそして、お忙しい中お話していただいた細川さん、カッキーさん、小暮さん、カズマックスさん、遊佐さん、高橋プロ、二渡さん、本当にありがとうございました!おかげ様で最高の二日間となりました😊 pic.twitter.com/0rzWcSR50W
— N,R@enjoyテニス (@RNtenis123) June 20, 2023
サーブもまたエースを量産していました。片山選手にとってサーブもまた武器なんだなと感じました。
身長は173cmある私とそこまで変わらないように思います。ただ体の使い方だったり、フィジカルで仕上げている印象がありました。
ちなみに片山選手はサングラスをかけていた事もあり、見た目が厳つくて声をかけにくい印象がありました。私は声をかけられなかったです。
しかし、当日観戦に来ていたN,Rさん(予選後編で軽く紹介しました)と記念撮影したくらい、とても良い人でした。皆さんも試合会場で見かけたら声をかけてみては如何でしょうか。
・小暮友貴選手
片山選手の試合を観戦した後は小暮友貴選手の試合を観戦していました。観戦しに行った時はアップが始まったあたりだったかなと。
小暮選手はYoutubeで試合動画を中心に動画投稿をしています。私が記事を記している頃には、既に先日の試合を早速投稿していました。仕事早いなぁ💦 私が遅いと言えばそこまでですが。
北信越選手権に今年初参戦した小暮選手はランキング129位。予選からの出場となりましたが、予選2試合を勝ち抜いて本戦に出場しました。そんな小暮選手ですが、実はかなりの苦労人です。
小学5年生の時に県大会で優勝したものの、両親が離婚して父子家庭に。その後は紆余曲折あって社会人生活を過ごしていました。
そんな時に小暮選手の母親が癌で余命宣告を受け、母親に言われた「もう1度テニスをしている姿を見たい」と言う言葉を切っ掛けに、脱サラして全日本選手権に母親を連れていくというスローガンを掲げて選手活動を始めました。
残念ながら小暮選手の母親は亡くなられましたが、小暮選手は亡くなられた母親との約束を果たす!と言う思いと共に選手活動を続けています。
小暮選手は山喜所属で日本リーグの時期になると、日本リーグ関連の動画を投稿しています。普段日本リーグを観に行けない私みたいな地方在住の人間には極めてありがたいです。
山喜は千葉県松戸市にある不動産会社で、小暮選手の他にサーブの神として有名な松尾友貴選手や、リアルテニスの王子様の堀江亨選手が所属しています。何気にメンバーが豪華すぎないか……💦 と言うか堀江亨選手がいるのはヤバすぎる。
話を戻します。小暮選手の試合を観た感想ですが、JOP大会を転戦していたり、実業団に所属している事から、やはりベースとなるボールの質や速さが一般レベルとはダンチだなと唸らされました。
スクール中級レベルの私なんかが挑もうなら、まともにラリーが成立するかどうか……(;'∀') 成立するとは思いますが、一方的な展開になる未来しか見えません。
相手選手はサウスポーで粘り強いプレーをしながら、テンポの良いテニスを展開するな~と言う印象を受けました。
私はスコアボードが見えない位置で観戦していた為、トイレから帰って来たり、水を買いに行ったりしている時に毎回スコアを確認していました。
負けている事に驚いていましたが、最後のポイントを落とした時に本当だったのかと現実を受け入れました。小暮選手はTwitterで相互フォローしていて、動画も定期的にチェックするくらい好きな選手ですので。
後で知りましたが、相手選手は去年のインカレで優勝し、今年大和田選手と同じリコーに入社した河野甲斐選手でした。そりゃ強い訳だ。
小暮選手も動画内で仰っていましたが、ラリー力の差がダイレクトに出たように感じました。打っているショットはそこまで差はないように思いました。
しかし、如何にミスなく打ち続けられるか、相手にミスをさせるかといった所が勝敗に繋がったように感じました。
小暮選手は先述した母親との約束を果たす為にも、ここから調子を上げながらランキングを上げていって欲しいです。引き続き応援します。
・勝島陽希選手
北信越選手権を観戦した感想を記しました。
— オルティ・マレー (@ORTHIY_NANAMIN) September 4, 2022
初めてのJOP観戦で沢山の事を学ばせて頂きました。
途中から翔吾選手特集になってます(汗)
はてなブログに投稿しました #はてなブログ
【人生初のJOP観戦!】第75回北信越テニス選手権を観に行ってきました! - A LIFE OF T…https://t.co/v6lxILwws7
去年の北信越選手権に出場し、このブログでも取り上げた勝島陽希選手。私と同じ新潟県出身で、新潟県国体代表です。今年も北信越選手権に出場していました。
ちなみにあまり取り上げていなかったのにも関わらず、去年の記事に反応してくれました。本当にありがとうございます。この場をお借りしてお礼を言わせて下さい。
去年はチラッとしかプレーを見れませんでしたが、今年はガッツリ見る事が出来ました。去年の分まで。
カズマックスさんや斎藤太一選手の試合動画に度々登場している勝島選手の魅力は、何と言っても綺麗なフォームから繰り出されるエグいショットだと思います。
動画をいつ見てもとてもお手本にしたい、いやお手本にするべきフォーム。特にサーブとフォアがヤバいです。
今年観戦した印象として、去年より球威が増しているな~と感じました。日々の練習やトレーニングの賜物でしょうか。
今大会第15シードで出場した勝島選手の相手は小林マーカスミハイロフ選手。ランキング194位で、予選を勝ち抜いての本戦出場でした。
マーカス選手は身長が185cm以上あり、サーブとフォアハンドが強烈な印象を受けました。身長を5cmで良いから分けて欲しいです💦
試合は6-2,6-4で勝島選手が勝利し、見事初戦突破となりました。その後に軽くお話しする事が出来ました。普段SNSでやり取りしていますが、直接お会いしてお話した事は今回が初めてでした。
希望ヶ丘は砂が多いオムニコートで、滑るから嫌だとぼやいていました。私も同意見です。正直希望ヶ丘は苦手なんですよね……地元民なのに。
私は今年は市外の大会に出場するようになりましたが、改めて希望ヶ丘のオムニコートは砂が多いな~と感じています。他のオムニコートは砂が少なく、オールコート用のシューズで事足りるくらいです。
希望ヶ丘での大会が多かった為、最初はオムニ用のシューズを履いていましたが、砂の量や実際のフィーリングを踏まえてオールコート用のシューズに履き替えました。希望ヶ丘はオムニ用のシューズじゃないと駄目です。