どうも。オルティです。9/17に開催された秋季シングルス大会男子Bクラスに出場してきました。今回の記事はその結果報告となります。
今年は上達欲が加速して出れる限り多くの大会に出ようと、ほぼ月一のペースで大会に出続けています。結果はかなり悲惨な物になっていますが、経験値は稼げています。
前回出場した第32回オオミヤスポーツカップシングルス大会 一般男子B級では結果は今一でしたが、手応えはかなりありました。
暑さに苦しめられながらも今までの守備的なプレー依存から脱却し、ガットのテンション調整込みで自分から打っていく攻撃的なプレーを取り入れた事が一番でした。
ラリー戦に持ち込んでミスを誘発させたり、攻撃的に打っていってネットプレーに繋げたりと理想的なプレーと堅実なプレーを両立出来ていたからです。
しかし、修正点もまたありました。リターンが抜けたり、決め球をアウトミスする場面があった事です。他にもショットや球速を一定にし続け、試合に勝てた可能性もあった事です。
なので相手の反応や自分のショットを見ながら、攻撃・守備問わずに柔軟にラリー戦をしながら展開していく事を今大会の目標に掲げました。
果たしてそれが出来たのか。勝利に繋がったのか。試合の内容や改善点をありのままに記していきます。
・結果報告
・予選リーグ(6ゲーム先取 ノーアド)
5-6
6-3(1勝1敗で2位通過)
・2位トーナメント(5ゲーム先取 ノーアド)
0-5
参加人数が27人だったのでトーナメント制になると予想していましたが、当日試合形式について発表されました。そしたらまさかのリーグ制となりました。
誰が何処のリーグになるのかはくじで決まりましたが、私が入ったブロックは私を含めて3人の所でした。最低でも2試合は出来る事になります。
この日は真夏日と言える程暑く、午前中の試合はとにかく大変でした。お昼過ぎから徐々に良くなっていきましたけど。
・各試合の振り返り
・予選リーグ1試合目
相手選手はスライスサーブ主体、合わせて返すシコラータイプなプレーヤー。球は遅く、時に浅く入れてポイントを取っていました。
最初はプレーの調子が良く、3-0とリードを広げていました。しかし、4ゲーム目から途端にラケットが振れなくなり、足が動かなくなり、プレーが途端に悪くなりました。
それに加えて相手のプレーが良くなり、一気に5ゲームを連取されて3-5と崖っぷちに追いやられました。そこから2ゲーム連取して5-5に追い付きましたが、そこで力尽きて5-6で負けました。
フォアハンドとフォアハンドリターンは良かったですが、バックハンドスライスが浅くなる事が多々ありました。サーブも後ろ体重になっていましたし。
勝てた試合だったと思うだけに負けた事は悔しいですが、こうして振り返ると負けるべくして負ける試合だったのかもしれません。
・予選リーグ2試合目
1試合目の反省を踏まえ、最初の数ゲームは落ち着いて相手を観察してどう戦うかを考える事にしました。
相手選手は1試合目の相手と同じく合わせて返すタイプで、サーブが良く、隙あらばネットに詰めて来る厄介なプレーヤーでした。
最初は2ゲームを取られて0-2でしたが、この時には戦い方を決めていました。合わせて返球しながらミスを誘発させ、隙あらば攻撃する。いつもの守備的なプレーを相手に合わせて派生させました。
この試合ではラリー戦に持ち込んで相手のミスを誘発させつつ、相手のダブルフォルトに助けられる展開となりました。
2ゲーム連取して2-2となった後はお互いにサービスゲームをブレークし合い、3-3となってからは3ゲーム連取で6-3で勝利しました。
この試合ではナイスプレーが多かったです。ドロップショットの成功、イレギュラーバウンドした相手のサーブをスライスリターンで上手いいなしたらリターンエースになった。あれはびっくりしましたよ💦
ネットに詰めて打たれたボレーをストレートにカウンターで切り返す。最後はバックハンドリターンがライン際でストンと落ちると言うおまけつき。
泥臭い勝利だったと思います。前回の大会のように理想的なプレーが出来ないながらも、やれる事やって掴んで勝利でしたから。
・2位トーナメント
相手は小柄なおじさんでした。強烈なサーブが印象的で、終始サーブに苦しめられてサーブに負けたとしか言えないです。
特に2ndのスピンサーブが凶悪でした。放物線の軌道を描き、高く弾むのではなく、低めの軌道から自分に向けて跳ねて来るタイプで、リターンのタイミングが合わないと失点に繋がる程でした。
リターンを入れてラリー戦に持ち込めばまだ勝負になると思っていました。しかし、相手のストロークを含めたプレーの前に成すすべが無かったです。バボラオープン新潟県予選以来の完敗です。完全に実力差で負けました。
それでも相手選手は私のショットを褒めていました。リターン、バックハンド、パッシングショット。良いリターンが来た時はきつかった、良いバックハンドを打っていた、パスのコースが嫌過ぎた。このように仰っていました。
この試合は完敗したものの、予選2試合に比べてプレー自体はやりやすく、本来のプレーが出来ていました。相手が打って来るタイプだった事が大きかったと思います。逆に予選2試合は本来のプレーが出来なかったと言えます。
・良かった所
今年は例年に比べて数多く大会に出場するようになりました。そのおかげか、焦る場面が少なくなったと感じました。今までだったらミスを重ねてポイントを落とし、相手とゲーム差が広がって焦りを感じ、それがプレーに反映されてしまう所がありました。
しかし、今大会に限って言えばゲーム差を広げたり、逆に広げられたとしても比較的落ち着いてプレー出来ていました。危機感を感じても目の前のポイントに集中し、そのおかげで捲る事も普通に出来るようになりました。
他にもリターンを含め、フォアハンドが展開の起点になっていました。やはりフォアハンドは武器と言えるレベルになったと言えるでしょう。サーブも2試合目から後ろ体重にならないように調整し、1試合目より良くなっていきました。
それに加えて今大会は私自身の傾向がはっきりと分かるようになりました。それは2つあります。私自身の勝ちパターンと得意・不得意な相手です。
私自身の勝ちパターンは長いラリー戦に持ち込む事。ラリー戦に持ち込めた時は基本的に私がポイントを多く取れていました。
得意・不得意な相手は打ってくるかどうか。打って来る相手とは比較的やりやすく、合わせて返す相手はやりにくいと感じました。
私は比較的打っていくタイプなので、合わせて返す相手だと本来のプレーを封じられる形になって嫌でした。この日の暑さもあり、打っていくより合わせて返した方が体力温存に繋がるから結果的に良かったのかもしれません。
打っていく事も大事かもしれませんが、コンディションや相手次第では、合わせながら丁寧に打つテニスもまた必要だなと感じました。打っていくテニスと合わせて返すテニスを混ぜたスタイルを模索しても良さそうな気がします。
・改善点
緊張のせいなのか、暑さにやられたのか、1試合目の途中からラケットが振れなくなり、足が動かなくなった事が一番悔しかったです。これが無ければ1試合目は勝てていた可能性はあります。
大会では必ず1回がある悪癖なのですが、良かった流れを自分で断ち切ってしまう事が多々ありました。サーブのダブルフォルトや肝心な時にミスしたり、ガシャったりと。流石にメンタルに来ました。
後は同じショットを使い続けた事が個人的にう~ん……となる所でした。フォアスライスやムーンボールを少しでも使っていたら、試合展開も少しは変わっていたかなと思います。
他にもバックハンドを打っている場面が少ないように感じました。打てない訳ではなかったのですが、チキってしまったように感じます。
もう少し自分から打っていく事を増やしつつ、ネットでポイントで取れるようにしていけたら楽に試合を進めていたのかな?と。ネットプレーでポイント取れなかった訳ではなかったので、少しでも増やせるように練習しながら展開を作れるようにします。
・最後に
今大会はコンディションや相手のプレースタイルから本来のプレーが出来なかったです。普段なら比較的打っていくタイプの私ですが、予選2試合は相手のプレースタイルに合わせて戦い方を変えた事なので仕方ないです。
予選1試合目は勝てない試合ではなかっただけに、自分が崩れて勝利を逃した事が悔しかったです。ただ予選全勝で1位トーナメントに行けたとしても勝てたかどうかは怪しかったですけど。
今大会では合わせて返すタイプのプレーヤーと対戦したと言う経験を積む事が出来ました。同時に勝ちパターンや得意・不得意な相手を知る事が出来ました。
次の大会では自分から打ってこない相手にゆさぶりをかけられるような展開を組み立てつつ、自分から打つ・合わせながら打つの2つを良い感じに混ぜていきたいです。
同時に自分のミスややらかしで崩れ、それまで良かった流れを断ち切る事がないよう、強固な土台を積み上げていきます。
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