A LIFE OF TENNIS!

初めまして。このブログの管理人のオルティです。週に1度テニススクールで汗をかいている中級プレーヤーです。このブログでは試打したラケットや使用したガット、グリップテープや振動止め等のテニスグッズのインプレや。出場した大会の結果報告や取り組んでいる内容等を一般人目線で記していきます。目指すは唯一無二のテニスブログです。どうぞよろしくお願いします!

【貴方はどっち?】レディポジションの時、非利き手はスロートかグリップのどちらを持てば良い?

 

・前書き

 


 どうも。オルティです。前回レディポジションについて記した記事を投稿しましたが、チェックして頂けましたか? まだの人は是非上に掲載しますのでチェックの方お願いします。今回はその続きになります。

 本当は記事に入れたかったのですが、どうしても文字数が多くなり過ぎた為、流石に読みづらくなると考えて2つに分けました。

 今回のテーマはレディポジションを取っている時、非利き手はスロートかグリップのどちらを持てば良いか。両手バックハンドのプレーヤー限定の話になります。

 私の場合について記していこうと思います。今回のテーマが少しでも多くの人のテニス上達に役立てれば嬉しいです。

 

・非利き手でスロートを持っている場合

 

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 先ず非利き手でスロートを持つ構えについて説明します。この構えはフォアハンドが打ちやすいです。フォアハンドを主体にしながらプレーしていくタイプに合っているかと思います。

 利き手でラケットのグリップをフォアハンドグリップで握っていて、尚且つラケットの2ヶ所を両手で支えている為、スムーズにテイクバックが出来ます。

 しかし、両手バックハンドを打つ時にスムーズにグリップチェンジしてテイクバックする事が要求されます。

 この場合は2つの動作が必要になります。1つは右手をフォアハンドグリップからバックハンドグリップに持ち替える事。もう1つは左手をスロートからグリップに移動させ、バックハンドグリップを持つ事。

 スムーズに出来る人は苦ではありませんが、そうではない人は次のやり方を試してみる事をお薦めします。

 

・非利き手でグリップを握っている場合

 


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 次に説明するのは右手をフォアハンドグリップ、左手をバックハンドグリップで握る構え。こちらの構えは両手打ちバックハンドが打ちやすいです。両手打ちバックハンドを打つときは、右手をグリップチェンジしながらテイクバックします。

 しかし、この構えだとフォアハンドが打ちづらい欠点があります。打てない訳ではありません。フォアハンドのテイクバックを開始するには、先ず左手をスロートに持ち替えます。

 それと並行するか、その後にテイクバックを開始させれば良いのですが、こちらも2つの動作を要求される為、スタートが遅くなりやすいです。

 

・オルティの場合は?

 

 

 

 私の構えは右手はフォアハンドグリップ、左手はスロートを持つ物になりました。と言うのも、私のプレー中の傾向を含めて考えた結果こうなりました。

 先ず私のフォアハンドグリップはセミエスタングリップです。テニスを始めた頃から数年前まで、イースタングリップでフォアハンドを打っていました。

 長年の癖が身体に染み付いていると言う事もあり、セミエスタンに持ち替えるのに一苦労していました。今はグリップチェンジのおかげで改善しつつありますが、まだまだ身体がイースタンで握りたがります。

 両手バックハンドは右手がコンチネンタル、左手がイースタンです。こちらは左手で持っているスロートを操作し、コンチネンタルに持ち替えます。

 それと共にラケット面に沿って左手でグリップの上側を持てば、イースタンになります。こうしてバックハンドグリップの完成になります。こちらはスムーズに持ち替える事が出来ます。

 以上の事から私はフォアハンドグリップへの持ち替えが苦手で、バックハンドグリップへの持ち替えは問題ないと言えるでしょう。

 


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 以上の事から私は右手はフォアハンドグリップ、左手はスロートを持つ構えになりました。ちなみにフォアのグリップチェンジを身体に染み込ませようと、常にフォア側に持っています。

 そしてラケットヘッドを立てています。これはフォア、バック共にラケットヘッドを立てたテイクバックをしているからです。

 

・結局どちらの構えが良いの?

 



 先述した通り、私はレディポジションの構えを自分のグリップチェンジの傾向を踏まえて決めました。私の場合、フォアハンドグリップへの持ち替えが苦手でバックハンドグリップへの持ち替えが苦ではないです。

 その結果、右手はフォアハンドグリップ、左手はスロートを持つ構えになりました。正直この構えは私には合っていました。

 最初は右手をフォアハンドグリップ、左手をバックハンドグリップで握る構えをしていました。バックハンドは打ちやすかったですが、フォアハンドが打ちづらくてストレスに感じていました。

 先述した通り、フォアハンドのテイクバックのスタートがどうしても遅くなってしまいました。幾ら構えをシンプルにしてもどうしようもなく、振り遅れたりする事がありました。

 ただこの構えは無駄ではありませんでした。養ったバックハンドグリップへの持ち替えを活かせているからです。

 

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 長々と私の体験談を記してしまって大変申し訳ございません。レディポジションでのラケットの構えは私のようにどちらのグリップチェンジが苦手か、或いはどちらのストロークを苦手としているかを考えて決めれば良いと思います。

 例えば私のようにフォアハンドのグリップチェンジが苦手だったり、フォアハンドで攻めるプレースタイルの人は右手はフォアハンドグリップ、左手はスロートを持つ構えにすれば良いかと。

 バックハンドのグリップチェンジが苦手だったり、バックハンドが苦手な人は右手はフォアハンドグリップ、左手はバックハンドグリップで持ちましょう。

 結局どちらの構えが良いのか。両方の構えを試してみて自分に合った物を見付ければ良いかと。私のように途中で変わるかもしれませんし。

 

・リターンの場合は?

 


 話が変わりますが、リターンの時もレディポジションと同じ構えでなければならないか?と言う疑問が出てくるかもしれません。

 結論を先に言いますと、必ずしも同じである必要はありません。ストロークは自分からボールを打ちに行くイメージですが、リターンは相手が打ったサーブを弾き返すイメージだからです。

 私の場合は基本的に右手がフォアハンドグリップ、左手がバックハンドグリップでラケットを握ってリターンの構えを取っています。これは先述した非利き手でグリップを握っている構えですね。

 この構えにしている理由はデュースサイドでセンターサーブを打たれた時、少しでも返球出来る確率を上げたいからです。実際試合ではデュースサイドでのセンターサーブに苦しめられた経験が多い為、今の構えに落ち着きました。

 リターンの場合も自分の苦手なコースやグリップチェンジを含め、構えを考えてみても良いかと。しかし、リターンはストロークと比べてコースを予測しにくいです。なのでどちらに来られても大丈夫なようにした方が無難でしょう。

 

 

・まとめ

 

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・非利き手でスロートを持つ構えはフォアハンドが打ちやすいけど、両手バックハンドへのグリップチェンジがスムーズにする必要がある。

・非利き手でグリップを持つ構えは両手バックハンドが打ちやすい反面、フォアハンドが打ちにくい。

・リターンはストロークと同じ構えにする必要はない。相手の打つコースや球種に合わせて臨機応変に変えよう。

・どちらのグリップチェンジが、どちらのストロークが苦手かを含めて構えをどうするか考えよう。

 

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