※注意:今回の記事では一部以前投稿した記事と重複する内容が含まれています。
・前書き
どうも。オルティです。先日グリップチェンジに関する記事を投稿させて頂きました。記事を執筆している前後からグリップチェンジを意識するようになりました。そのおかげで、少しずつではありますが上手くいっています。
それに伴い、フォアハンドの質が少しずつ良くなってきた感じがします。また、それと共に普段の構えを見直すようにしました。テニスでは構えの姿勢の事をレディポジションと言います。今回はそのレディポジションについて記します。
「何当たり前の事を今更記事にするんだよ?」と思われる方もいるでしょう。しかし当たり前の事を当たり前のように出来て、それをやり続ける事は意外と難しかったりする事もあります。
今年は様々な変化があり、考え方や取り組み方に一石を投じられる事が数多くありました。その一環として基本技術の定着やレベルアップを計り、来年は更なるステップアップを目指していきたいです。
今回の記事ではレディポジションの説明やタイプ、私なりの考えについて記していきます。是非よろしくお願いします。
・レディポジションとは?
先述した通り、レディポジションはテニスにおいて基本となる構えの姿勢の事を指します。これはショットを打つ為だけではなく、相手のショットに素早く反応して動けるようになる上でとても大事な物となります。
トッププロの練習動画や試合動画を観ていると、必ず全員がレディポジションを取っています。そんなの疲れるからやりたくない!と思われる方もいるかもしれません。しかし、ポイントを抑えれば疲れる事はありません。
トッププロの試合時間は3セット~5セットマッチと、場合に応じて短かったり長かったりします。長いと5時間以上しますよね……あれは大変です。
しかし、幾らプロとはいえど人間です。我々一般プレーヤーがやると直ぐに疲れてしまうような姿勢を取る訳がありません。
・レディポジションの取り方とは?
①足幅はラケット1本分広げよう!
1つ目は足幅を適度に広げる事。足幅を広げる事は素早く動けるようにするだけでなく、体勢を安定させる為にはとても重要な事です。
適度に広げると言ってもどの程度広げれば良いか。答えはラケット1本分。足幅が狭いと動きにくく、かと言って広すぎるのも良くない。過ぎたるは猶及ばざるが如し。ラケット1本分がちょうど良い目安になります。
②椅子に座るイメージで股関節を曲げよう!
2つ目は股関節を曲げる事。椅子に座るようなイメージで、かつお尻を落とす感覚と言えばより分かりやすいでしょうか。
股関節、もとい足の付け根を曲げると身体が前傾姿勢になります。それと共に体重が下半身に乗っている感覚がします。その状態がちょうど良いです。
こちらはN・ジョコビッチ選手とM・チリッチ選手の練習動画になります。両選手共に股関節を曲げている事が分かります。
かと言って曲げすぎている訳ではありません。曲げすぎると動き出しが遅くなりますし、怪我の原因にもなりえます。自分で股関節を曲げてみて止まる所まで曲げるくらいがちょうど良いかと。
この時股関節が曲がらない!と言う場合があるかもしれません。膝を曲げよう! 股関節を曲げよう!と思っても中々曲がらない! そう悩む人も中にはいるかもしれません。私もそうでした。
そのような場合は上半身を地面と垂直に保っている事、つまり前傾姿勢ではない事と踵に体重が乗っている事が考えられます。後ろ体重になっていて、股関節を曲げようにも上手く行かないんですね。
上半身を地面と垂直に保っている状態では、腰を落とすのは難しいです。何故なら重心が身体を支える為に膝より後ろ側になっているからです。
重心を落とせない人は前傾姿勢ではない可能性があります。前傾姿勢が出来ていないと早く動き出せないですし、腰から低いボールに対応しづらくなります。
では股関節を曲げやすくするには何処に体重を乗せれば良いか。それは踵ではありません。爪先です。爪先と言われてもよく分からない人は、両足の五本指に力をグッと入れるイメージが分かりやすいかと。
上半身は常に地面と垂直にした方が良いかと言われると、それは違います。上に掲載したJ・シナー選手の練習動画では、シナー選手は前傾姿勢から地面を垂直にした姿勢にしています。
③グリップは握らずに持とう!
3つ目はラケットを持つ事。握るのではありません。持つ事に注意しましょう。肩の力をリラックスして軽く持つように。
イメージはバナナを持つだったり、豆腐が潰れないように優しく持つだったり。とにかく自分が分かりやすいイメージで行う事が大切です。要は力を入れ過ぎず、入れなさすぎない程度に持つ事。
力を入れるのはインパクトの瞬間だけです。その間は常にリラックスしていつでも動けるようにしましょう。
④非利き手はラケットのスロートかグリップを持とう! スロートかグリップかはプレーヤー次第。
ラケットを持っていない非利き手はグリップチェンジの時に必要になります。持つ位置はラケットのスロートかグリップになります。
バックハンドが片手打ちの人やネットプレーに出た時はスロートを持ちますが、バックハンドが両手打ちの人はスロートかグリップを持つ必要があります。
・まとめ
・レディポジションはテニスにおいて基本となる構えの姿勢!
・足幅はラケット1本分広げよう!
・股関節を曲げながら両足の爪先に体重を乗せ、前傾姿勢を取ろう!
・非利き手でラケットのスロートかグリップを持とう! 握るんじゃないよ!
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