・挨拶
どうも皆さん。オルティです。テニスをされている皆様は今使っているラケットや、気になっているラケットの新作情報を見る事が多いと思います。ここ最近は2~3年で新作が発売される事が多いです。
今年の1月下旬、私が愛用しているEZONE100の新作こと2022年モデルが発売されました。EZONE100は2022年5月現在も愛用しています。
レッスンと試打会の両方で新作ラケットを使わせて頂きましたが、それを踏まえて新作に変えるか変えないかを考えました。
今回は「EZONE100の新作が気になるな~変えてみようかな?」と考えている人や、「EZONE100の旧作を使っているけど、新作に乗り換えても大丈夫かな?」と悩んでいる人の為に、新作と旧作の両方を使ってみた私が回答して頂こうと思います。
打球感・反発性能・スピン性能の3項目で新作と旧作を比較した後、まとめとして最後に変えるか変えないかを述べます。
あくまで参考資料の一つとして役立てて下さい。一番はスクールやショップ等で試打ラケットを借りて、実際に打ってみる事なので。
・打球感
旧作ことEZONE100の2020年モデルは中厚系の中でも柔らかく、球離れもそこまで早くない印象でした。ボールを一瞬掴んでから弾く感覚があり、回転をかけやすかったです。個人的には好印象でした。
一方新作もといEZONE100の2022年モデルはラケット自体が前作より柔らかくなったと言う事もあり、使っていて終始快適さしか感じられませんでした。
何と言いますか、同じYONEXのASTRALっぽい厚ラケの打球感に近い感覚がしました。打球感を見れば新作が使いやすく感じました。
・反発性能
旧作は飛びが強く、それでいてパワーも出しやすいようにように感じました。自分から強打した時に顕著に感じました。
コートの中に入って打ちに行った時や、相手から打ち込まれた時もそうでした。飛びは強いけど、そこまで飛び過ぎる感じは無かったです。
一方の新作ですが、前作に比べてフレームが厚くなったので最初は前作より飛ばしやすくなるのかな?と期待していました。しかし、打球感の項目で述べた通り、ラケット自体が柔らかくなった事を忘れていました。
打っている中で柔らかくなった分パワーロスを感じる場面が多々ありました。相手の球威を利用してカウンターを打つ時や相手の強打を返球する時等々。
それに加え、私個人のパワーやスイングスピードだと、前作に比べて飛ばないな~と感じました。飛ばないと言うのは距離的な問題で、思っていたよりも手前でバウンドしてしまう事が多々ありました。
私自身がそれなりに力があるスピン系のプレーヤーなので、ボールを乗せて運ぶ打ち方のフラット系のプレーヤーだったり、ラケットの力を使いながらゆっくり振る方が使うのであれば良い飛び具合になるかな~と思いました。
・スピン性能
スピン性能ですが、旧作はスピンがかけやすくてグリグリ言わせやすいです。下から上に擦り上げるスピンや後ろから厚く当ててかけるスピン、ムーンボールまで幅広いスピンショットが打ちやすかったです。
新作も旧作同様にかかるのですが、何だか物足りなさを感じました。特にバウンドしてからの伸びがイマイチに感じた事が大きいです。
・まとめ
この記事を記す前、RPMブラスト120とファイヤーストームのインプレ記事を見た方々ならお分かりかと思いますが、私ことオルティは新作に変えませんでした。引き続き旧作を使っています。
と言うのも、EZONEの旧作と新作は別物に感じたからです。良くも悪くも柔らかくなった事が大いに関係しているでしょう。
柔らかくなって打感が良くなった半面、飛びにくく感じた事が一番の決め手になりました。私が2年前にグリンタ100ツアーからEZONE100に変えたのは飛びとパワーを求めた事が理由でしたから。
ガットがポリツアープロであまり好きではない事もありますし、セッティングを自分好みに調整すればまだ検討の余地はあったでしょう。しかし、試打の段階でここまで悪印象を抱いた以上、新作に切り替えるのは自分自身の中で抵抗がありました。
以上の理由から私はEZONEの新作に切り替えず、旧作を使い続ける事を決めて今に至ります。しかし、これはあくまで私個人に限った話です。あくまで参考資料の一つとして使いつつ、自分で使ってみて乗り換えを考えてみてください。
ここまで読んで頂き大変ありがとうございました。このブログは人気ブログランキングとにほんブログ村に登録しています。記事を読み終えましたら下のバナーボタンを押してください。記事執筆の励みになります。