- ・シグナムプロ ファイヤーストームの商品紹介
- ・打球感:ポリとは思えないくらい柔らかい!
- ・反発性能:無理に力を入れなくてもボールを飛ばしやすい!
- スピン性能:ポリの中では標準。ただ持ち上げにくさはあった。
- ・まとめ
- ・購入したい人はこちらから!
次のガットの候補を一張り購入。
— オルティ (@ORTHIY_TENNIS) April 20, 2022
さてこれは何でしょう? pic.twitter.com/GupjbzlBzh
正解はシグナムプロのファイヤーストーム120。
— オルティ (@ORTHIY_TENNIS) April 21, 2022
ブラストより柔らかい細ポリを探していた所目にし、下調べしたら割と良さげだったので購入。
ゴールデンウィーク後のレッスンから使用予定で、感想もツイートします。
暫しお待ちを。 https://t.co/CG9zKvLjgf
仕事帰りにスポーツショップ寄って、ラケットを回収しました。
— オルティ (@ORTHIY_TENNIS) May 7, 2022
シグナムプロのファイヤーストーム120を40/38で張ってもらいました。
グリップは明日巻き直します。
使うのが楽しみです。
感想もツイートします。 pic.twitter.com/dvCToXVgwj
どうも。オルティです。今回は2022年5月現在使用しているガットを紹介したいと思います。今回ご紹介させて頂くガットはシグナムプロのファイヤーストーム120です。
シグナムプロって聞き慣れない、初めて聞くメーカーだなと思われる人がいるかもしれないので簡単に紹介しますが、1993年に電機メーカー勤務の技術者が設立したドイツのストリングメーカーです。
このシグナムプロのガットですが、意外とATPの選手が使っていたりします。例えば、台湾人で長年トップ100入りし、2010年ウィンブルドンベスト8入りした盧彦勳選手はポリプラズマというポリを縦に張っていました。
盧彦勳選手は2020年東京オリンピックを最後に現役を引退しましたが、180cmのテニス界では小柄でありながら、鋭いストロークを武器に世界で戦い続けた素晴らしい選手でした。
他にもシグナムプロのガットを使用しているトッププロもいますが、それは後程紹介させて頂きます。シグナムプロは海外では人気なのでしょうか?
前置きが長くなりましたが、今回はファイヤーストーム120を紹介します。EZONE100(2020)に40/38で張ってもらい、1レッスン80分使ってみた感想です。
・シグナムプロ ファイヤーストームの商品紹介
- 商品説明:M.ユーズ二―(ロシア、ATP最高8位)と共同開発。柔らかさと高反発性を重視し、シグナムプロの代名詞のテンション維持性を併せ持ったアイテム。
- ゲージ:1.20,1.25,1.30mm
- カラー:ゴールドメタリック
- 素材:ハイテクコポリエステル
- 製造国:ドイツ
ファイヤーストームはロシア出身のM・ユーズニー選手と共同開発し、その後2018年に現役引退するまで愛用されていました。
ユーズニー選手はツアー通算10勝、全てのグランドスラムでベスト8以上進出すると言う素晴らしい経歴を持っています。2022年5月現在はカナダの若手、シャポバロフ選手のコーチを務めています。
ユーズニー選手は片手バックハンドなのですが、打つまでは両手で握って打った後は片手と言う、これまた変わった打ち方をしていました。両手から片手に移行した名残なのですかね?
2022年5月現在、ファイヤーストームを使用しているトッププロはM・ベレッティーニ選手とM・ククシュキン選手です。ユーズニー選手もですが、全員HEADのラケットを使っていますね。一番有望なのはベレッティーニ選手でしょう。
イタリアのベレッティーニ選手は2021年ウィンブルドン準優勝、2019年全米オープンベスト4、ツアーファイナル出場経験もある若手選手です。
身長が高くてサーブが強烈、フォアハンドもトップスピンがグリグリですが、バックハンドスライスを柔軟に用いたりと、強打だけに頼らないテニスが魅力的に感じます。
色はゴールドメタリックとありますが、商品をネットで購入して封を開けてご対面した瞬間、「これは銅色かな?」と思いました。
銅色のガットはバボラのRPMパワーやルキシロンのエレメント等が該当しますが、画像検索して比べてみたところ、確かにこれはゴールドメタリックなのかな?と苦笑いしてしまう場面もありました。
・打球感:ポリとは思えないくらい柔らかい!
最初に打ってみて感じた事は「凄く柔らかいガットだな~」と言う事でした。私もポリガットをそれなりの数使ってきましたが、その中でもトップクラスに柔らかいんじゃないかな?と感じました。
ポリガット特有の衝撃感や硬さは一切感じず、終始快適に打ち続けられました。レッスン後に手首や肩の痛みを感じなかったですし。
打った感じだとインパクト時にガットが撓んでボールを受け止めた後、ボールを弾いて飛ばす印象でした。そのおかげか、スライスが打ちやすいように感じました。
・反発性能:無理に力を入れなくてもボールを飛ばしやすい!
ガット自体にパワーがある為か、ボールを少ない力で飛ばしやすかったです。少ない力と言うより、相手の球威に負けないように適度に加えるだけで普通に良いショットが打てます。特に相手の強打の場合は。
飛びすぎる、すっぽ抜けると感じる事もなく、弾道の上げ下げが非常にやりやすかったです。
スピン性能:ポリの中では標準。ただ持ち上げにくさはあった。
スピンのかけやすさはポリガットの中では標準かな?と思います。かけようと思えばかかってくれますが、多角形ポリではないので勝手に弾道が上がる訳ではありません。
後ろから当ててから擦り上げるようにして打つと、良い感じのスピンショットが打ちやすかったです。
それに加えて、低く滑る球を持ち上げて打つ時に持ち上げにくさを感じました。身体を傾けて低い姿勢で打ったり、スライスで返すなりで工夫が必要です。
・まとめ
個人的に言えば、かなり好みのポリガットでした。柔らかくてボールを飛ばしやすいガット好みの私としては、かなりドストライクでした。普段使いにしたいくらい好きになり、ロール買いを前向きに検討しています。
ファイヤーストームはナイロンからポリに移行したい人、硬いポリが苦手な人、ガットの力でボールを飛ばしたい人に薦めたいです。
・購入したい人はこちらから!
シグナムプロ ファイヤーストーム(120/125/130) 200Mロール 硬式テニス ポリエステル ガット (Signum Firestorm 200m roll strings) 価格:10,800円 |
【12Mカット品】シグナムプロ ファイヤーストーム(1.20/1.25/1.30) 硬式テニス ポリエステル ガット(Signum Pro Firestorm) 価格:830円 |
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