A LIFE OF TENNIS!

初めまして。このブログの管理人のオルティです。週に1度テニススクールで汗をかいている中級プレーヤーです。このブログでは試打したラケットや使用したガット、グリップテープや振動止め等のテニスグッズのインプレや。出場した大会の結果報告や取り組んでいる内容等を一般人目線で記していきます。目指すは唯一無二のテニスブログです。どうぞよろしくお願いします!

今年を振り返って ~下半期編~

 

 

おはようございます。オルティです。前回の記事から今年をインタビュー形式で振り返っています。今回の記事では7月~12月の下半期を振り返りつつ、当時・今思う事を忖度なく正直に記します。そして今回で終わりなので、今年1年を振り返っての反省等も記します。

 

・7月を振り返って

ー7月はテニス人生において初めての怪我に見舞われました。

「そうでしたね……練習中に右足首を捻挫してしまいました。ラリーローテーションの中でのボレーストロークで、私がストローク側で返球した時に右足首を捻って転んでしまいました。その時は凄く痛くて最後までレッスンをやりきりましたが、その後休んでも痛みが取れなかったです」

 

ー次の日以降、早めに病院に行く等しましたか?

「しませんでした。1週間痛みが取れなかったら行こうと言う甘い考えでいたので……仕事があったとは言えど、もっと早く対応していれば怪我も早く治っていたでしょうし、復帰時期も早くなっていたと思います」

 

ー7月下旬から8月上旬まで多少テニスはやっていましたが、それでも大会は棄権しましたね。

「やれるかな?と思って行っていましたが、やっぱり足が痛むのでしんどかったです。なので8月から約2ヶ月間テニスから離れました。大会は当然ながら棄権しました。お金は払わなければいけませんでしたが……」

 

ー正直辛かったと思いますが、どうでしたか?

「辛かったですし、悔しかったです。これまで大切に積み重ねてきた物が一瞬で崩れ落ちた気がしました。今まで大会で勝つ・去年のリベンジを果たすと言う一心で頑張ってきたので……でも怪我した以上は仕方ないと割り切るしかなかったです。それでも大会の日は日差しも強くなく、熱くなくて風もなかったので良いコンディションでした。それだけに大会を棄権したのは残念でした」

 

ーちなみに怪我せずに大会に出れたとしたら、どうなっていたと思いますか?

「う~ん……どうでしょう。聞いた話だと私の初戦と2回戦の対戦相手が棄権したので、自動的に3回戦進出になっていたとの事。その中で初戦を迎えても、体力温存している私(試合してない)と、それなりに体力使った相手(試合した)なので……分からないです。でも例え勝とうが負けようが大会の結果はガン無視していました」

 

ー試合してないのに3回戦進出したからですか?

「はい。きちんと試合して勝ち進まないと意味がないと考えているので、相手の棄権で勝っても正直嬉しくも何ともないです」

 

・8月と9月を振り返って

ー8月の途中からレッスンを休んでましたが、何かテニスに関する事はしていましたか?

「あまり動画を観たり、SNSでテニス関連の話題を見たりする事を避けていました。他の人を羨んでしまい、”僕が怪我をして離れている間、皆は大会で良い結果を残したり、色んな人と練習したりしているんだな~良いな~”と思い、怪我をしてテニスが出来ない自分が嫌になるのが怖かったからです」

 

ー自分の中でも葛藤や苦悩があったみたいな?

「ありました。そこで一度自分と向き合うと言いますか、自分のテニスについて真剣に向き合う事にしました。結局大会に出れなかったので、今年掲げた目標の1つを達成する事が不可能になった事もありますが」

 

ー心機一転していこうと言う感じでしょうか?

「そうですね。テニスが出来ないのなら、次また出来る時になるまで気持ちを整理したり、やるべき事を見直す等してより上を目指そうと思った事が大きな理由でした」

 

ー具体的にはどのような事を考えました?

「当時課題だったフォアハンドやサーブよりも、そもそも自分はテニスで何をしたいのか?と言う事を考えていました。趣味でやっている・健康の為と言う事もそうなのですが、やはりテニスに対してひたむきに強くなりたい・上達したいと言う強い思いがある事に立ち返りました。去年市民大会で負けてから、このブログでレッスンの様子や課題等を記すようになりました。今のコーチに代わり、ゴンちゃんのおかげでテニス熱が再燃し、試合で勝つ・強くなる・上達するの3本柱を貫いていると言う事を再度確認させられました」

 

・10月を振り返って

ー10月からレッスンに復帰しましたが、印象はどうでしたか?

「やっと戻れたと言う安堵と、テニスが出来ると言う喜びがありました。でも約2ヶ月間コートから離れていたので、振替がかなりたまっていてその消化に追われていました」

 

ーそんな中で収穫があったと。

「はい。フォアハンドの厚めの握り、セミエスタングリップとトップスピンがようやく安定して打てるようになりました。怪我する前は悪戦苦闘していたのがまるで嘘だったかのような感じでした」

 

ー何か気を付けた事等はありますか。

「先ず握り方なのですが、打つ時の握り方が安定せず、必ずしもセミエスタンで打っていないと言う状態でした。それをどう直したかと言うと、地面に置いてあるラケットを上から拾い上げるように握るようにした事です。それだとウエスタングリップになるので、上から拾い上げる手の角度を少し斜めにしてセミエスタングリップになるように調整しました」

 

ー随分と独特なやり方ですね。

「確かに独特なやり方かもしれませんが、セミエスタングリップで握る事が定着したので私には合っていたと思います。そしてトップスピンを打てるようになった要因は体を斜めに傾けて打つ事と、インパクト後に腕を捩じりながらフォロースルーをする事を意識するようになった事の2つです。復帰してからテニスの調子が良くなったのは皮肉ですね……(苦笑)」

 

ーラケットとシューズを変えたのもこの頃でしたね。ラケットのインプレは詳しく記したので省略するとして、選んだ理由を教えて下さい。

「今はグリンタ100ツアーを使用していますが、元々ピュアドライブとCX2.0を使っていました。ピュアドラはパワーがあってスピンがかけやすい反面、飛び過ぎる欠点がある。CX2.0は飛び過ぎる心配がない反面、パワーがない。その中間のラケットを使いたいと思い、ピュアドラに近いスペックのビタス100よりグリンタ100ツアーを選びました」

 

ー極端なラケットを2本使った結果、自分に合ったラケットが何なのか分かった感じでしょうか。

「その通りだと思います。今のラケットは適度に飛びますし、パワーアシストも適度にあって、スピンもかけやすい。それでいて体への負担も少ないので、自分に合っていると言えます。またインプレ記事を見直しする予定です」

 

ーシューズは今まで使用していた物と同じような物を選びましたね。

「シューズは前に使っていたモデルが気に入っていて、極端に変えたくない思いもあって違うメーカーだけど同じ方向性のモデルを選びました。ただ次に買う時は元々のメーカーに戻します。物足りなさを感じたのもありますが……」

 

・11月と12月を振り返って

ーこの頃にガットを張り替えて、緩めのテンションにしましたね。

「今までのテンションだと硬いと言いますか、”コーチのような強い人と打ち合う時、インパクトの瞬間に衝撃を感じる”と言う事に悩んでいて、ガットを張り替えるのと同時にテンションを落としてみようと思いました」

 

ー結果はもう少し硬い方が良いと言う事でしたが。

「打感がマイルドで楽に飛ぶ半面、抑えきれずに暴発してしまうデメリットもあったので、確かに少しテンションを上げた方が良かった感じはしました。次に張り替える時はテンションを上げて張り替えてもらいます」

 

ーこの時は毎回のようにサーブに苦戦していた印象が強かったです。

「1stと2nd共にスライス系(トップスライスサーブ)にしているのですが、中々安定せずに苦戦していました。ボールを捉える位置とか色々模索していますが、中々上手く行かない時期が続いています」

 

・今年1年を振り返って

ー改めて振り返ると、今年1年はどのような感じでしたか?

「予想以上に手応えがあったなと言う感じです。まさか中級クラスに昇級出来るとは思ってもみなかったですし、フォアハンドも良くなるとは思ってもみなかったので……正しい努力を続ければ必ず良い結果を残せる事を証明出来た1年でした。これは私にとってとても大きな自信になりました」

 

ーその中で反省するべき所を具体的に言うなら?

「”やるべき事を直ぐにやらない”事ですね。右足首の捻挫だったり、サーブの安定だったり。それでも問題と真剣に向き合う事が出来てフォアハンドが良くなったので、サーブも同じように一つ一つの動作や手順等を見直し、その上で前より良くしていきたいです。その中でより手札だったり、バリエーションを増やしていければ言う事は何もないですね」

 

ー来年最初のレッスンで挑戦したい事はありますか?

「サーブが今のところトップスライスで厚い当たりのスライスサーブで、フラットサーブとスライスサーブの中間くらいの印象があります。なので薄い当たりで当てるスライスサーブや縦回転を加えたスピンスライスサーブ、スピンサーブを本当に打てるようにして、ダブルフォルトをしない・1stサーブ必ず入るマンになりたいです」