A LIFE OF TENNIS!

初めまして。このブログの管理人のオルティです。週に1度テニススクールで汗をかいている中級プレーヤーです。このブログでは試打したラケットや使用したガット、グリップテープや振動止め等のテニスグッズのインプレや。出場した大会の結果報告や取り組んでいる内容等を一般人目線で記していきます。目指すは唯一無二のテニスブログです。どうぞよろしくお願いします!

【本命の市民大会に向けて!】試合に勝つ為にやるべき事とは? 後編 ~大会を経て辿り着いた戦い方~

 

 

 どうも。オルティです。いよいよ私にとって本命と言える市民大会が近付いてきました。市民大会C級で3回戦進出、市民大会B級で2回戦進出する事を目標に掲げ、これまで練習に励んできました。

 前回の記事では今年出場した3大会を振り返りつつ、良かった所と改善点を再確認しました。Bクラス以上の大会に出続け、1勝7敗とボコボコにやられ続けましたけど。

 しかし、大会に出続けた事で様々な経験と学びを積む事が出来ました。その中で自分に合ったプレーやショットを見つける事が出来ましたし、自分が練習でやるべき事が分かりました。

 今回は前回の続きとして試合に勝つ為にやるべきプレーをまとめていきます。どうぞよろしくお願いします。

 

・今年出場した3大会の振り返りで明らかになった事とは?

 

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 前回の記事では今年出場した3大会の振り返りをおさらいしました。その中で良かった所と悪かった所をそれぞれまとめたので、箇条書きにして一気に出します。

 

・良かった所

 

  • サーブが去年より良くなっていた事(むしろ去年が悲惨過ぎた)
  • 試合中にサーブを修正出来た事
  • ウィナーを取る等、フォアハンドが武器として機能し始めた事
  • 戦術変更で劣勢だった試合を捲った事

 

・改善点

 

  • 自分から先にミスをしてポイントを落とし、それが切っ掛けで自分に優位だった流れを断ち切ってしまう事
  • 高い打点からの打ち込みやバックハンドが不発な時があった事
  • アウトミスを連発した事
  • 戦術変更が遅過ぎた事で勝てる可能性もあった試合を負けた事
  • 1stサーブの確率が低かった事

 

・出場大会で分かった試合の戦い方とは?

 



 今年出場した3大会で分かった事は自分にはガンガン打っていく攻撃的なプレーより、ラリーを繋ぎながら展開していく守備的なプレーが合っている事でした。

 県央シングルス大会と協会杯では攻撃的なプレーを貫いた結果、アウトミス連発で自滅する流れが多発しました。

 特に顕著だったのは自分がポイント先攻していた場面。自分から先にミスをしてポイントを落として自分に優位だった流れを断ち切り、そのまま相手に流れを渡してしまいました。

 この2大会での反省を踏まえ、自分から確実に打っていける場面以外は徹底して繋ぐ戦術でいた方が良いと言う事が分かりました。

 

・試合でやるべきプレーとは?

 

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 試合でやるべきプレーは守備的なプレーだと記しました。具体的に言うと、自分からのミスを出来るだけ減らしながらラリー戦を展開していくと言う事です。センターセオリーを遵守しつつ、自分から確実に攻撃出来る展開を作っていくと言う物。

 フォアハンドは速さは適度で高弾道なトップスピンやムーンボールを主に使用しつつ、バックハンドはスライスを多用して相手に嫌なプレーを強要させる。そしてチャンスが来たらネットに詰める等して攻撃する。

 これが現時点での私にとって一番勝ち筋があり、確実にポイントを取れる勝ち方だと考えています。ではこの勝ち方を実現するには何が必要なのか。それを記します。

 

・フォアハンド~威力を込めたトップスピンで繋ぎながらチャンスを作る!~

 

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 先ずはフォアハンドから。元々フォアハンドはトップスピンをかけ、ネットの高い所を通す事でミスをしないようにしています。その上で相手のバック側を集中砲火する事を戦い方に組み込んでいます。

 前提としてそれを変えるつもりはありません。しかし、市民大会の会場となる希望ヶ丘のオムニコートは今年出場した3大会のオムニより砂が多く、芝が長い事からあまり弾まないと言う特徴があります。

 これを踏まえて考えると、ただの弾道の高いトップスピンでは相手にチャンスボールを打たせるも同じだと思います。

 そこで、威力あるトップスピンを打てるようにした方が良いと考えました。スイングスピードを落として入れに行くのではなく、スイングスピードを速いまま回転量を増やしたショットを打つと言う事です。

 スイング軌道も斜め上にスイングしている途中で、しっかり前に振っていった方が良いとレッスンの中で気付きました。これは北信越選手権を観ていて威力あるショットを打てるようになりたいな~と考えていた事も関係あります(;'∀')

 

・バックハンド~面の上向きに気を付けながらボールを押し出すイメージで打つ!~

 

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 続いてバックハンド。ここ最近レッスンを受けていて気付いたのは自分がミスする傾向です。ミスする時の共通点はインパクト時の面が上向きと言う事が挙げられます。

 ここ最近私はバックハンドをオープンフェイス打法で打っています。この打ち方は楽にボールを飛ばす事が出来ますが、私の場合タイミングを間違えるとホームランになってしまいます。

 この事例はレッスンの球出し練習で多発してその後は修正されていく傾向にあります。試合でもバックハンドで盛大にホームランしたと言う事例は今年出場した3大会では見られませんでした。

 考えられる原因は面の合わせ方だと考えています。インパクト時の面が上向いたままだから、自然とボールに上に向かって飛んでしまうのでしょう。それに加えて打つ時の力加減が強い事もまた要因の一つかと。

 改善方法は面が多少上を向いていても良いので、バックハンドを打つ時の力をコントロールする事が考えられます。面が上を向いていれば自然とネットを越えるので、後は力の入れ加減で調整すればコートに収まるかと。

 もう1つ。インパクト時の面を地面と垂直にする事。私はバックハンドのグリップを右手をコンチネンタル(コンディションによってはイースタン)、左手をイースタンで握っています。

 現代テニスでは両手バックハンドは薄い握りで握る事が当たり前になりつつありますが、構えた時に面が若干上向きます。

 面を上向いたままテイクバックし、打つ時に上向いた面を垂直になるように返して打つ。その上でフォロースルーでボールを打ちたい方向に向けて押し出す。この一連の流れが理想形と考えています。

 大会になるとバックハンドが狙われる為、狙われても「全然余裕なんですけど?」と内心思えるように残り少ない練習時間で仕上げます。

 

・サーブ~オーバーフォルトを減らしつつ、スライスサーブ主体で行こう!~

 


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 最後にサーブ。ここ最近は1stサーブの確率の低さに悩まされています。ネットフォルトより、オーバーフォルトの方が圧倒的に多いです。

 オーバーフォルトが多いと言う事は、ボールがバウンドするまでの飛距離が長過ぎる事を意味しています。飛距離が長過ぎるなら短くすれば良いです。その為にはボールの軌道を低くするか、スピードを落として回転量を増やすと言う方法が考えられます。

 前者は普段よりも打点を前にする必要があります。ただ面が上向きならば意味がありません。インパクトの前後でボールの軌道や回転をコントロールする事が求められます。

 後者は同じ打ち方でスイングスピードを落とすか、当たりを薄くして回転量を増やす必要があります。個人的にはスイングスピードを落とすより、回転量を増やした方が良いかなと思います。

 先述したように、市民大会の会場となる希望ヶ丘は砂が多く、芝が長く、ボールがあまり弾まないオムニコートです。その為、スライスサーブを主体にしながらラリーを展開していく事に決めました。

 

・プレーについて~姿勢低くしつつ、脱力してラケットの力でボールを飛ばせ!~

 


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 これはショットではありませんが、プレーに関係する事なので記します。ここ最近のレッスンでは無理に力を入れて打つ事を減らしています。

 と言うのも、先述した改善点の中にあったアウトミスの連発は力み過ぎていた事も関係していたのかなと思っていたからです。

 試しにインパクト時にだけ打ち負けない程度の力を入れて打った所、思っていたよりキレがあって良いショットを打てていました。

 無理に力を入れなくても打点で捉えられれば良いショットが打てる。それが分かって以来、ここ最近はあまり力を入れて打たないようにしています。厳密に言えば、インパクト時にだけ打ち負けない程度に力を入れて打っています。

 更に言えば私のラケットは中厚、ガットがナイロンマルチでローテンション。無理に力を入れなくても飛ぶようにしているんですよね。

 そのような背景もあり、雑にガンガン打っていくよりは打点に入って丁寧に打っていった方が良いと言う考えに辿り着きました。

 また、姿勢を低くして打った時の方が安定している傾向にあり、常に姿勢を低くしながら打てるように意識していきます。

 

・まとめ

 

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 以上が現状で試合に勝つ為にやるべきプレーです。かなりやる事が多く、如何に目の前の1試合に勝つ事が難しいかが分かりました。

 フォアは前に振りながら回転をかけたループボールで繋げる、バックはスライスを多用しながら面の合わせ方に気を付けて打つ、サーブはスライスサーブ主体、プレーは姿勢を低くして脱力しながら丁寧に打っていく。

 完全にシコラーの戦い方になりつつありますが、この戦い方の方が勝てると言いますか、ポイントを取りやすいのも事実です。過去の大会での経験が物語っていますから。

 去年の市民大会は本戦1回戦敗退、コンソレベスト4(ただし相手は初心者、初級者)とあまり誇れるような物ではありませんでした。それを今年は越えたいです。

 先ずは目の前の勝利を貪欲に求めつつ、丁寧かつしっかりとしたテニスを展開していけるように残り少ない練習頑張ります。