どうも。オルティです。今回は私の失敗談について記します。唐突ですが質問です。皆さんはテニスで一番多く打つショットは何だと思いますか?
答えはフォアハンド。トッププロでもフォアハンドが強い・武器にしている選手が数多くいますが、時々手首を痛めたと言うニュースを見聞きする事があるとは思います。
トッププロは我々アマチュアプレーヤーより凄まじいショットを打ち合い、何時間もかかるような試合をこなしています。なので、やはり体の何処かしらを傷めてしまうのも無理もないでしょう。
かく言う私も市民大会C級に出場する直前の練習が切っ掛けで右手首を傷めました。足首の捻挫のように試合に出れないと言う訳ではなかったですが、ガットをポリからナイロンに戻す等、様々な工夫を凝らしました。
今回は私が右手首を痛めた理由について記した後、対策を幾つかご紹介したいと思います。皆さんも是非参考資料として役立てて下さい。
・何故右手首を痛めたのか?
①フォアハンドでトップスピンを打つ時、手首を使い過ぎた。
先ず私が右手首を痛めた原因について記していきます。1つ目はフォアハンドでトップスピンを打った時です。今回の右手首の怪我はこの時に痛めたんじゃないかと思います。と言うよりその状況としかありえないです。
私はフォアハンドを打つ時、大体スピンをかけています。ネットの高い所を通してミスを減らしつつ、相手に高い打点で打たせるようにしています。
レッスンの中でラリーローテーションの中でコーチとクロスラリーを行います。その時に手首を使い過ぎて、その蓄積によって翌日痛みが出たと言う事になりました。
使い過ぎを具体的に言うと、スピンを手首の捻りだけでかけていました。それだと当たりが弱くなって威力や飛距離も出ず、手首に負担がかかるので本当に止めるべきだと思います。
②ポリを使っていた。
手首を傷める場合はインパクトの瞬間で受けたダメージが蓄積されていった事が原因です。どんなにトレーニングやアフターケアをしても、身体にはダメージが蓄積されていくものです。
中でも今回はポリと言う、ガットの種類の中でも硬い部類の物を使っていた事が原因でした。しかも緩めに張っていたとは言えど、ポリの中でも硬めの部類に入る4Gラフを使っていたと言うおまけ付きです。
硬いガットを緩く張ってもらって使っていても、どうしても身体に来る衝撃やダメージはそれなりに来ます。決して無視出来る物ではありません。
・手首を傷めないようにするにはどうしたら良い?
①フォアハンドのトップスピンのかけかたを見直す。
手首を傷めないようにするにはどうすれば良いか。1つ目はスピンのかけ方を見直す事です。スピンは手首ではなく、利き腕の筋肉の捻りでかける物です。イメージはドアノブを回す感覚と言えば分かりますかね?
このような動作を行えるようになれば、手首を使わなくてもボールに回転をかける事が出来るようになります。
腕を伸ばしながら筋肉の捻りを使えば、伸びがありながらバウンドした後に高く弾むスピンショットが打てるようになるでしょう。
②ガットを柔らかい物に変える。
打ち方だけを見直しても、根本的な解決にはなりません。使っているガットを硬い物から柔らかい物に変えないと意味がないからです。
ポリを使っている人ならナイロンorナチュラル、どうしてもポリじゃないと駄目な人はポリの中でも柔らかい部類に入る物を使いましょう。そしてテンションも低くした方が無難かと思います。
完全に治るまでは柔らかいガットを緩く張って様子を見て、完全に治ってからは自分の好きなガットを自分好みのセッティングにしても良さそうです。
・手首を傷めたら自分のテニスを見直すべし!
如何だったでしょうか。手首を傷めると言う事はテニスだけでなく、日常生活でも何かと不自由な場面が出て来るかもしれません。
怪我を未然に防ぐ為にも準備体操やストレッチを行う事も必要不可欠ですが、普段の打ち方やセッティングを見直すだけでも怪我のリスクは多少なりとも下がると思います。是非私の経験を糧に皆さんも怪我をしないように気を付けて下さい。
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