- ・前書き
- ・そもそもガシャりとは一体何なの?
- ・ガシャりが起きる原因とは?
- ・ガシャりを減らすには? ~バックハンドから考えてみた~
- ・ガシャリを改善する方法とは?
- ・厚く捉えるフォアハンドでトップスピンを打つ方法とは?
- ・まとめ
・前書き
どうも。オルティです。今年最後のシングルス大会で惨敗してから、スクールは新しい期に入りました。新しいコーチの下で来年の大会に向けて牙を研いでいる最中ですが、ここ最近はフォアハンドの改造・強化に励んでいます。
今回の記事では、そんなフォアハンドについて記したいと思います。私は週1中級プレーヤーなので、ショットのコツ等を教える資格はありません。何の実績や資格のない人から教わるのは如何なものかと。
なのであくまでも記事を執筆している今現在取り組んでいる内容に重点を置きながら、私なりのテニス上達に繋がるポイントをお伝えしようと思います。
今回お伝えするポイントはフォアハンドのガシャりです。フォアハンドのガシャりが起きる原因と、それを改善する方法について記します。
実は今、ボールを真後ろから厚く当ててながら打つフォアハンドを主体に切り替えています。その関係性を一緒にお伝えしていければと。
・そもそもガシャりとは一体何なの?
よくガシャると言う用語がテニスにありますが、簡単に言えばフレームショットです。フレームショットは文字通りフレームに当たるショットの事です。
テニスではよくラケットの真ん中、最近では真ん中より少し上をスイートスポットと呼称していますが、それを外してガシャン!と言うような音を鳴らしながら打ってしまうからガシャると言うのでは?と私は考えています。
ではガシャるから下手なの? 下手な人はガシャるの?となるかと言うと、決してそんな事はありません。トッププロも時としてガシャります。その頻度はあまりにも少ないでしょうけど(汗)
・ガシャりが起きる原因とは?
ガシャりが起きる原因は人それぞれで色々とあると思うのですが、私の場合はフォアハンドを打っている時にガシャってしまう事が圧倒的に多いです。バックハンドでガシャった事例は私の記憶では皆無と思います。
フォアハンドで何故ガシャってしまうか。何故だろうと考えた時、私のフォアハンドがスピン系である事が大きく関係してきます。
私のフォアハンドはトップスピンでネットの高い所を通してネットミスを極力減らしつつ、バウンド後に高く弾む事で相手のバック側を攻撃していく事を目指しています。
ただスピンをかけようと意識するあまり、ラケットを下から出し過ぎてガシャってしまうのかなと考えました。ボールがフレームに当たってしまうんですね。
私のフォアハンドグリップはセミウエスタングリップとやや厚めです。このグリップでスピンをかけようと思うと、構えた所からヘッドを落として下から上に擦り上げる打ち方になってしまいました。
そうなるとガシャりやすいですし、ボールを持ち上げようと腕や手首に必要以上の力をかけすぎて結果的に痛めてしまう事もありました。
実際テイクバックも両肘を開けながら少し上げてから、ラケットを回して打っている物でしたし。
・ガシャりを減らすには? ~バックハンドから考えてみた~
ガシャる原因は分かりました。フォアハンドでトップスピンを打つ時、スピンをかけようとするあまり、ラケットが下から上に出てガシャってしまう。そういうテイクバックをしていると。
ただここでジレンマが発生してしまいます。私はフォアハンドのトップスピンを打ちたい。トップスピンを打って相手を下げ、相手の返球をドロップショットで仕留めるチェンジオブペースだけは捨てたくない。さてどうしたものかと考えに耽っていました。
そんな時にふと思いました。そう言えばバックハンドでガシャった事は無かった気がするな。どんな風に打っていたかなと。そう思ってラケットを出して握り、一つ一つ確認しながら素振りを行いました。
私のバックハンドは錦織選手の打ち方をコピーしたような物で、肘を上げないままラケットヘッドを立ててターンし、腰の捻り戻しで打ちます。
基本的には必要以上にラケットヘッドを落としません。ボールを真後ろから捉えて押し出すフラット系の打ち方です。
しかし、時々ラケットヘッドを落とす時もあります。例えばムーンボールを打つ時やロブを打つ時。それでもラケットヘッドを落とし、インパクト後にラケットヘッドを戻しながら大きくフォロースルーを取っています。
バックハンドの動作確認を終えた時、私は確信しました。これだ。これだと。フォアハンドのガシャリを改善する方法を見つけたと。
・ガシャリを改善する方法とは?
ガシャりを改善する方法を見つけた私は、そのやり方を実践する為にレッスンを受けてきて案の定上手くいきました。
そのやり方はラケットヘッドをボールの高さまで落とし、そこから前にスイングする事です。。要はバックハンドと同じような打ち方にすれば良いだけだったんですね。
気を付けるのは打つ方向に向け、しっかり前に向かってフォロースルーを取る事です。そうすれば威力の乗った安定したフォアハンドが打てるでしょう。
・厚く捉えるフォアハンドでトップスピンを打つ方法とは?
ここまで記しましたが、このような疑問が出るはずです。「おいオルティ。セミウエスタングリップで厚く捉えて前にスイングするようにしたのは分かった。それでガシャリが無くなるならそれで良いだろう。でも持ち味のトップスピンはどうした?」と。
厚く捉えながらトップスピンをかける方法はインパクト後のフォロースルーで行います。そもそもトップスピンをかけるには、インパクト時にボールが当たった後に上に抜けていく感覚でスイングする必要があります。
そのやり方を応用して、インパクト後のフォロースルーで調整しています。トップスピンを打つならヘッドを立てながら、フラット系に打ちこむならラケットヘッドを前に向けながらのやり方が良いかと。ラケットヘッドを前に向けるよりかは相手に向ける方が正確かもしれません。
・まとめ
- ガシャリ=フレームショット(と言う見解です)
- フォアハンドのフレームショットとして、トップスピンを打つ時にスピンをかけようとするあまり、ラケットを下から上に擦り上げるように振るとガシャる。
- 改善方法はラケットをボールの真後ろを捉えるように出し、前方向にスイングしていく事。
- トップスピンはフォロースルーで調整。弾道を上げたければヘッドを立て、低くしたければ前に流していけば良い。
今回は現在フォアハンド強化としてガシャリ改善方法と共に、真後ろから厚く捉えるフォアハンド技術を記しました。
まだ取り組んで数回で肘が上がるテイクバックになりがちですが、今の所ガシャりは以前より減りつつあります。それに加えてフォアハンドの威力自体も上がってきていているように感じます。
特に感じたのはトップスピン。今までは跳ねるスピンだったのが跳ねて伸びるスピンになり、後はこのまま形にしていくだけです。やはり前にスイングするようになった為、ボールに自分のパワーをより伝えやすくなった事が大きな理由かと。
今回は以上となります。是非私と同じような悩みを抱えている方は是非参考にしてみて下さい。ここまで読んで頂き大変ありがとうございました。
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