どうも。オルティです。今回は大会の結果報告と振り返りについて記します。今回振り返るのは2024年度須藤杯テニスシングルス大会。今年は10/26,27の2日間に渡って開催されました。
会場は長岡市希望が丘テニス場。オムニコートが16面あり、オオミヤ杯等の長岡市主催のテニス大会は毎年この場所で開催されています。
希望が丘テニス場は2009年に開催されたトキめき新潟国体の会場として使用された実績もあり、ここ最近では北信越テニス選手権の会場としても使用されています。
去年は観戦する事ができ、その様子を記事に記しました。お時間があれば是非拝読して下さい。
話を戻します。須藤杯テニスシングルス大会は毎年新潟県テニス協会が主催で行っている大会で、県室内選手権と同じく2日間に渡って開催されます。
1日目に一般男女Aクラス、ベテランの部(一般男子は35歳以上、45歳以上、55歳以上、65歳以上、一般女子は45歳以上と55歳以上)、一般男女Bクラスの1回戦から準々決勝が行わるスケジュールになっています。2日目に各部門の準決勝と決勝、Bクラスは1日目or2日目にコンソレーションが行われます。
去年私は一般男子Bクラスに出場しました。本戦1回戦で1-6,コンソレで4-6と言う結果に終わりました。その時の様子を記した記事を上に掲載しましたので、お時間がありましたらチェックの方をよろしくお願いします。
今年は一般男子Aクラスに出場してきました。と言うよりAクラスに出場せざるを得ませんでした。「あれ? オルティ、君はBクラスで勝てていないんだろう? なのにどうしてAクラスに出場しているんだい?」と思う人がいるかもしれません。これには理由がありますので説明させて下さい。
それは一般男子Bクラスでは、NOP100位以内に入っている人は出場不可というルールになっているからです。NOPは県のランキングの名称です。その具体的な経緯をここから記します。
今年の1月に開催された第37回新潟県室内テニス選手権大会のシングルスに出場した時、私は2-8で初戦敗退と言う結果に終わりました。その時の記事を上に掲載しましたので、チェックの方をよろしくお願いします。
県室内テニス選手権にエントリーする時、NOP登録を行わないといけないルールになっていました。そこでNOP登録をして大会をこなした後、NOPランキングが更新されました。
僕は県室内テニス選手権大会のポイント加算で10ポイント入り、その結果、1大会出場したにも関わらず、県で100位以内に入ってしまうと言う異常事態に陥りました。
NOP登録がかなり少ない状況(県のHPのホーム画面にも記載あり)となっている煽りを受けた結果、9月発表時のNOPランキングで100位以内(正確に言えば78位)にいました。その為、私はルール上Bクラスに出場不可となり、Aクラスに出場せざるを得なくなりました。これがAクラスに出場した経緯となります。
正直ルールがルールなので仕方ないと言えばそこまでですが、自分よりも強い相手と対戦出来る機会は中々ない為、これも経験と捉えてエントリーしました。
今回は須藤杯テニス シングルス大会一般男子Aクラスに出場した結果報告、試合の振り返り、良かった所、改善点について記します。よろしくお願いします。
・結果報告
1R:1-8
Aクラスはトーナメント方式で8ゲームプロセットマッチ(8-8タイブレーク)と言う試合方式でした。試合球はYONEXのツアープラチナムでした。
・試合の振り返り
相手選手は第13シードで、YONEX㈱の実業団に所属している選手でした。特徴は担ぎ上げのフォームから放たれるサーブと重いストローク。
新潟県テニス協会のHPで仮ドローが発表された時点で、間違いなく僕より強いという確信を抱いていました。何なら今年のAクラス最弱は僕自身だなと確信して苦笑いを浮かべるくらいでした。
相手のプレーやショットがどういう物になるのかを事前に予想し、客観的事実と予想に基づきながらプランを立て、当日の試合に挑みました。
試合内容は実力差やスコアが物語る通り、僕の完敗に終わりました。結果自体はそうなるだろうと思っていたので然程ショックは受けませんでしたが、別の部分でショックを受けました。その部分は後述します。
試合展開は終始僕が守勢に回り、相手のショットを返す事で手一杯でした。ポイントは僕か相手がミスるか、相手が決めるかの2択。何とか喰らい付こうと奮闘したものの、実力差の前に成すすべもなくやられてしまいました。
・良かった所
・事前にプランを立てて試合に挑めた事
先程の項目で完敗と記しましたが、今大会は悪い所ばかりではありませんでした。何故なら事前に相手のショットやプレーを予想し、それに基づいてプランを立てて試合に挑めたからです。
仮ドローが発表された時点で対戦相手は僕より格上で、ショットもレーザービームのように速いだろうと予想していました。その予想から相手の球威を使いながらラリーを繋げ、ネットプレーに繋げていこうと決めていました。
実際相手のショットはボディブローのように重かったものの、思っていた以上に速くはなかったです。その為、ベースラインからあまり下がらず、ややゆったり気味に合わせながらストロークを打つ事ができました。
・改善点
・フォアハンドが良くなかった事
この試合では相手がバックハンドに打って来る事が多く、ストロークの7~8割はバックハンドで打っていたという体感があります。
元々僕のバックハンドはフラット系なのでライジング気味に打ったり、合わせながら打っていく事が多いです。その為、相手からバックハンドを狙われてもそこまで苦にはなりませんでした。
しかし、この試合ではバックハンドに比べてフォアハンドが良くなかったです。ショット自体に球威がなく、浅く入ることが多かったです。珍しい事で戸惑いが隠し切れず、修正が間に合いませんでした。
原因として考えられる事として、しっかり構えて打つ事が出来ていなかった事が挙げられます。相手の球威を使いながら合わせて打つにしても、構えて打つ事が要求されます。その部分がしっかり出来ていなかったと思います。
また、この試合では下がらされる場面が何回かあり、下がって打つ事が要求されました。弾道を上げて打っていましたが、それでも浅く入って相手に決められる展開も何回かありました。
これらの事から、フォアハンドを打つ時にしっかり構えられなかった事と、推進力を加えながら弾道を高くし、相手コートの深い所に打っていけなかった事がフォアハンドの不調に繋がったと思います。
・もっと丁寧にラリーを繋げながら展開していけなかった事
この試合は相手の球威を使いながらラリーをして展開していく事をプランにしていましたが、それにしても自分からミスをする事が多かったです。
相手のサーブやストロークが重く、返す時の出力の度合いやタイミングを上手く合わせる事が出来なかった事が原因の1つでした。リターンではスライスリターンやボレーを活用したブロックリターンをもっと活用し、その後のラリーに繋げるべきでした。
他にも原因を挙げるとすれば、もっと丁寧にラリーを繋げながら展開していかなかった事です。不用意に自分から打っていってカウンターを喰らったり、ネットミスやアウトミスに繋がる場面が多々ありました。
例えばバックハンドの高い打点で打たされた時みたく、無理に打っていく事が多く、そういう時にもう1本繋げておけば良かったと後悔していました。
相手のショットが浅くなり、前進して打ちながらネットプレーに繋げられると判断出来るまではラリーを繋げるという意識を落とし込める事が出来なかった自分がそこにいました。
・まとめ
今大会はスコア・内容共に格上相手に完敗と言える結果に終わりました。しかし、僕自身の手応えは良かったように感じました。
事前に対戦相手が格上という事を受け入れ、事前にプランを立てて試合に挑めた事が大きな理由だと思います。例え対戦相手が格上だったとしても、戦い方を立ててそれを実行出来ればやり合えるという確信をこの試合で得る事が出来ました。
それと共に悔しさや悔いが残る試合にもなりました。それはフォアハンドをしっかり打てていたら、もっと丁寧にラリーを繋げていたらと言う後悔が込み上げて来たからです。上手く修正が出来ていたらもう1ゲーム取れていたかもしれません。
もう終わった事なのでこれ以上言及は避けます。今回の結果や手応えを受け止めつつ、悔しさを糧にして次の大会や練習で頑張ります。
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