A LIFE OF TENNIS!

初めまして。このブログの管理人のオルティです。週に1度テニススクールで汗をかいている中級プレーヤーです。このブログでは試打したラケットや使用したガット、グリップテープや振動止め等のテニスグッズのインプレや。出場した大会の結果報告や取り組んでいる内容等を一般人目線で記していきます。目指すは唯一無二のテニスブログです。どうぞよろしくお願いします!

プレースタイルに関する話

 ・10月復帰!

 皆さんおはようございます。右足首の捻挫は完治して一応サポーターを付けてはいますが、来週からレッスンに復帰する事になりました。

 怪我したのが7月の中頃でそこからかれこれ2ヶ月程療養。長かったと言えば長かったですが、その間はのんびりして治療に専念しました。テニスが出来なくて悶々とした思いを抱いたり、SNSでテニスを通じて知り合った方々がテニスを楽しんだり、大会で結果を残したりしているのを見て、「良いな~テニス楽しんでて」と内心羨ましがってました。

 でも来週からまたレッスンに復帰できると言う事で、ようやくテニスを楽しめる事になりました。これからも引き続き上達に向けて努力していきます。

 

・プレースタイル変えます。

 さて今回の記事ですが、プレースタイルの変更について記そうと思います。怪我をして色々な動画を観たり、雑誌を読んだりしている中で、ぼんやりと「またプレースタイルを見直そう」と思うようになりました。

 思えば私のプレースタイルはこのようなターニングポイントが切っ掛けで変化してきました。昨年市民大会で負けるまではフラット馬鹿打ちマンでした。確かに強打して力で相手を捻じ伏せるスタイルは気持ち良かったです。しかし、ラリーが思うより続かず、自分からミスをして崩れてしまっていました。

 その反省からトップスピンをかけてミスを減らし、ベースライン後方から繋ぎながら安定的なテニスをするように自己改造に励みました。これが怪我をする前のスタイルでした。それを今度はどのようにして変えるのか。

 今後は「よりベースラインの内側に入り、アグレッシブなプレーをする」スタイルにしようと考えています。もちろんトップスピン主体で、下がる時は下がりますけど。

 何故またプレースタイルを変えようと思ったのかと言うと、プレースタイルを現代式に変更した事でミスが減って安定感が増した半面、以前と比べてポイントが長くなった事が挙げられます。ベースラインからの強打に寄る長いラリーが続くのです。

 その対処法も考えていて、「相手のストロークに対して全ての力を使わない。打ち返せるレベルで、必要最低限の力を以て打ち返す」ようにする事を心掛けています。

 私は最後までポイントを諦めず、2バウンドするまでボールを追い続ける事が自分の武器の一つだと考えています。それが自分の怪我にも繋がったとも分析していますが、これを変えるつもりはありません。

 これはトッププロも同じで、BIG4の中で一番怪我が少ないのがR・フェデラー選手なんです。スケジュール管理に気を付けつつ、アグレッシブにプレーしているからです。他の3人は怪我が多いイメージがあります。

 実はフェデラー選手はこのような言葉を残していました。2008年のとある大会、A・マレー選手に負けた後、彼の将来を心配するような言葉を。

 

「彼が、こんな(ベースラインの後方に立って、相手のミスを待つような)ディフェンシブなプレースタイルを続けるつもりなら、彼は、今後もずっと体を酷使しながらボールを追い続けなければならないだろう」

 

 あれから11年。果たして誰がフェデラー選手の言葉が現実になると思ったでしょうか。私も思わなかったです。フェデラー選手でさえも驚いているでしょう。

 この言葉は多くの選手も真剣に受け止めるべきではないでしょうか。私もベースラインの後方に立ち、相手が崩れるのを待つディフェンシブ寄りなプレースタイルでした。でも怪我をした事で一度自分のプレースタイルを見直し、今後は省エネだったり、怪我をしないようなやり方にシフトしようと決めました。

 現実的なやり方で言えば、チャンスがほとんどない時は潔く諦めてボールを追わないのが一番でしょう。大事な場面だったり、行けると思った時以外は諦めて体力を温存する。これは長期的に考えれば正しいやり方なのかもしれません。

 プレースタイルについては、人それぞれの強みを生かしたプレースタイルに落ち着くことが多いので、今も試行錯誤している方々が多いとは思います。誰もがフェデラー選手のようなプレーは出来ません。ですが、より身体を大切にしながらプレーをすると言う気持ちを抱いて欲しいです。