皆さんこんにちは。オルティ・マレーです。
これまでインタビュー形式で今年を振り返ってきましたが、今回でラストになります。
来年に向けてどのような目標を掲げるのか、どのような事が必要なのかを答えていきます。
ー来年の目標を教えて下さい。
「”大会で2回戦に進む事”と”中級クラス昇級”です。テニスを真面目(?)に取り組むようになって、より一層意識するようになりました」
ーやはり大会に出る以上は勝ちたいですよね。どのような事が求められると思いますか?
「今取り組んでいる課題がどの程度出来るかどうかだと思います。もちろん試合の中で。そして普段のレッスンからクオリティーの高いプレーをしながら、クオリティーの高いショットを打ち続けられるかどうかが重要になってくると思います」
ー全体的なクオリティーアップが求められると考えているのですね?
「はい。市民大会では自分自身の未熟さを嫌と言う程突き付けられたので、今度は同じ場所で借りを返します。その為にはもっと自分のテニスのレベルを上げないといけませんし、自分自身が強くならないといけないと感じています」
ースクールでの昇級も同じ事が言えると考えていますか?
「そうですね。ただスクールの場合だと、”安定感”が大事になると思います。ラリーをずっと続けられるか、ミスが少ないか。そういった所が昇級の鍵になると考えています。実際の所は分からないんですけどね(苦笑)」
ースクールによって昇級の基準は違いますしね……ではここから質問を変えていきます。貴方が影響を受けた選手について教えて下さい。
「影響を受けた選手ですか……そうですね……学生の頃に憧れたレイトン・ヒューイット選手です。今も好きな選手の1人なんですが、心に響くような熱いプレーや闘志むき出しのスタイル、そして絶対最後まで諦めない精神が本当に好きなんです。それを真似ています」
ー彼は身長も高い訳でもなく、パワーもそこまでないのに、世界ランキング1位に君臨し、グランドスラムを2つ優勝した素晴らしい選手ですよね。
「私はヒューイット選手みたいに足も速くなく、身長も高い訳でもない(173cm)ですが、中学生の頃にコーチから”ヒューイット張りのバックハンドを打つ”と褒められた事があって……なのでその時の事を思い出し、バックハンドに自信を持って打っていける。そういうスタイルを目指したいです」
ー次の質問に移ります。もしテニスをしていなかったら、何のスポーツをしていたと思いますか?
「テニスをしていなかったら? う~ん、僕はスキーも出来るので、冬は必ずスキーをしていたでしょう。今はしてないですけど(苦笑)でも何かしらのスポーツをしているとは思います」
ーテニスをしている上で、貴方の最大の武器は何だと思いますか?
「先程も答えましたが、私は足も速くなく、身長も高い訳でもなく、パワーもそこまでない中途半端な選手です。ですが、そんな私の最大の武器は”泥臭く、ガッツ溢れるプレー”です。2バウンドするまでは絶対に諦めませんし、例え負けてても試合の最後の1ポイントまで全力で戦います」
ーその武器を活かして、今後はどういうプレーをしていきたいですか?
「”繋ぐ時は繋いで、決める時は一気に決める”テニスをしたいです。スピンをかけてラリーを展開しながら相手を追い込み、相手から甘い返球を炙り出したら一気に決める。本当にオールラウンドなテニスを、ショットの威力に拘るのではなく、ショットの質だったり、ポイントの組み立てで主導権を取る、スマートなテニスを目指したいです」