A LIFE OF TENNIS!

初めまして。このブログの管理人のオルティです。週に1度テニススクールで汗をかいている中級プレーヤーです。このブログでは試打したラケットや使用したガット、グリップテープや振動止め等のテニスグッズのインプレや。出場した大会の結果報告や取り組んでいる内容等を一般人目線で記していきます。目指すは唯一無二のテニスブログです。どうぞよろしくお願いします!

【地味だけど大事!】股関節の捻り戻しがストロークを上達させる!

 


・前書き

 

 どうも。オルティです。今回は股関節を使うと言う事について記します。股関節はあまり聞き慣れない身体の部位ですよね。ですがテニスにおいて、股関節は実は大切な所だったりします。

 今回の記事では股関節を使う事の大切さと、股関節を使えるようになる方法について記していきます。よろしくお願いします。

 

・股関節とは?

 

 

 

 

 まずは股関節が身体のどの部分なのかについて記します。股関節は両脚のつけ根にあり、骨盤と大腿骨を連結している関節です。

 大腿骨の先端の骨頭が臼状のくぼみ(=寛骨臼)にはまっている構造となっています。この部分が回旋(=旋回)する事によって、”腰の回転”が生まれます。

 その考え方から考えると、腰は自分で意識して回すのではない物になります。股関節の回転に連動して動くと言った方が正しいでしょう。股関節を入れる、いわば股関節を捻る事は腰を連動させて回転させると言う事になります。

 

・股関節を使って打つと言う事は?


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 股関節の捻り戻し、言わば股関節の回転。これをストロークを打つ時にどのように組み込むのかについて記します。

 先ずテイクバックを始めると同時に股関節を捻ります。捻る股関節は軸足の方です。フォアハンドだったら右足、バックハンドだったら左足になります。

 この時にお尻の部分に体重が乗っている感覚があれば、股関節が捻られていると言えます。エネルギーが充填されるような錯覚がして、この感覚は個人的には好きです。

 そしてスイング開始と共に肩が開き、腕が付いて来ると言う流れになります。この時に股関節が捻り戻されて溜められていたパワーが、インパクトと共にボールにぶつかる。これがストロークを打つ時に股関節を使う事だと思います。

 

・股関節を使うメリットとは?

 

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 股関節を使うと何が良いのか。1つ目は先述した通り上半身の力以外にストロークが打てるようになる事です。

 以前投稿した記事にも記しましたが、私を含めた成人男性はある程度身体がしっかりしています。なので上半身の力だけで打ってもある程度良いショットが打てます。

 しかし大会で当たったジュニアの子達は皆重心を低くして打っていました。そうするようにコーチから指導を受けていたと思いますが。

 それでも彼らが凄く良いショットを打った事は事実です。上半身の力は成人男性に劣っていても、それを補って余りあう体の使い方をしていました。

 

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 2つ目は股関節を使うと自然と肩が入れやすくなる事。以前投稿した記事で撮影して頂いた動画によって、理想と現実が乖離していた事について記しました。

 その中で手だけでラケットを引いていた事に触れました。しかし股関節を捻る事で自然と肩が入れやすくなり、体の向きが利き手側まである程度回転してきます。

 この回転に合わせてテイクバック。スイングと共に捻っていた股関節を戻す。そう考えると意外にシンプルでした。

 3つ目は結果的に脱力に繋がる事。上半身の力だけで打っていた時と比較すると、全身の力を使って打つ事でボールを飛ばしやすくなったと感じます。

 その為、腕にそこまで力を入れなくても良くなりました。相手の球威に押し負けないだけの、必要最低限の力を入れるだけなので肩をリラックスさせて打てています。

 ただある程度腕に力を入れた方が打ちやすかったり、相手の球威に応じて力を入れて打たざるを得ない状況もあります。そこはケースバイケースです。

 

・股関節を捻るイメージを作るには?

 

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 以前投稿した記事と一部重複内容になって大変申し訳ありません。股関節の捻り戻しを使ってストロークを打つには必要な物が幾つかあります。

 1つはスタンスの広さ。スタンスを広く取りながら重心を低くする事で、股関節の捻り戻しが使いやすいと感じました。

 試しにスタンスを狭く取り、重心を高くしたまま股関節の捻り戻しを実践してみました。出来ない訳ではありませんでしたが、効果があまり実感出来ませんでした。

 スタンスを広く取って重心を低くする。それで初めて股関節の捻り戻しをやっていると言う実感が得られました。

 もう1つは地面の蹴り出しを使う事。打点に入った時には股関節を捻りながら軸足に力を入れているかと思います。スイング開始時に肩が開きながら地面を蹴った方が、より下半身の力を使える実感が沸きます。

 

・股関節の捻り戻しを使いやすくするには?

 

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 股関節の捻り戻しを使いやすくするには、毎日の反復練習あるのみかと。YouTube等の動画サイトでトッププロのストローク練習やスロー動画を観る。ラケットを持ち、毎日動きを交えた素振りをする。良いイメージを身体に染み込ませましょう。

 他にもメディスンボールのように、両手で抱えるような大きくて重いトレーニング用具を使う事も有効です。より身近な物の方が良ければ荷物を入れた重いダンボールでも良いでしょう。

 それを斜め上前方に放り投げる動作を反復させる事です。この時気を付けるのは身体の捩じりを使って投げる事。これをコーン等の目印を置き、ストロークの球出し練習のように動きを混ぜてトレーニングすれば間違いなく習得出来るかと。

 

・今回のまとめ

 

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・股関節の捻り戻しを使うと下半身の力を使えるようになる!

・股関節を捻ると肩が自然とターンしてテイクバックしやすくなる!

・スタンスを広く取りながら重心を低くして軸足側の股関節を捻り戻そう!

メディスンボール等のトレーニング器具を使って反復練習!

 

 

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