- ・ルキシロン アドレナリンの商品紹介
- ・ガットの紹介
- ・打球感：柔らかくて打ちに行きたくなる！
- ・反発性能：ポリの中では普通くらいかな？
- ・スピン性能：ナチュラルにかかるけど、グリグリにはかからない。
- ・総評：ルキシロンの中で最安！ 性能も良い！
どうも。オルティです。今回は以前使用していたポリについて紹介します。そのガットはルキシロンのアドレナリン。ゲージは1.25mm。当時はEZONE98（2017）に50/48で張ってもらって使っていました。
アドレナリンとは交感神経が優位になった時に分泌されるホルモンの事です。火事場の馬鹿力はアドレナリンが沢山分泌されている状態らしいです。今回の記事ではアドレナリンの詳細から使用感を記していきます。
・ルキシロン アドレナリンの商品紹介
- 商品名：アドレナリン
- 発売年：2010年
- 素材：ポリエステル（リキッド・クリスタライン・ポリマー）
- ゲージ：1.10mm、1.20mm、1.25mm、1.30mm
- 生産国：ベルギー
- 長さ：12.2m（ロールだと200m）
- カラー：ナチュラル
・ガットの紹介
ルキシロンはベルギーに拠点を構えるポリ専用メーカーで、プロの使用率が非常に高いです。男子・女子問わず、半数以上のトッププロが使用しています。
例を挙げるなら錦織選手やフェデラー選手、ジョコビッチ選手にマレー選手等、様々なトッププロが使用しています。
アドレナリンはルキシロンが『リキッド・クリスタライン・ポリマー』と言う素材を取り入れて開発したポリです。
『リキッド・クリスタライン・ポリマー』は車のショックアブソーバーや光ファイバーなどに使用されている素材です。弾力性があってポリエステルよりも柔らかく、さらに制振性が高いのが特徴です。
ガットの色はナチュラルですが、実際に見た時は金色がかった銀色（？）みたいに思えました。
・打球感：柔らかくて打ちに行きたくなる！
実際に打ってみて最初に感じたのは打感の柔らかさでした。ナイロンのような柔らかさと、ポリらしい硬さがちょうど良いバランスで混ざったような感じでした。
やはりリキッド・クリスタライン・ポリマーが素材として入っているからでしょうか。使っていて、「あれ？ これポリだよね？」と錯覚するくらい打感が柔らかいように感じました。
それでいてポリ特有のパワーがあるので、自分からガンガン打っていきたくなる衝動に襲われました。
・反発性能：ポリの中では普通くらいかな？
飛びの方はポリの中では普通くらいかな？と感じました。飛び過ぎず、飛ばなさすぎずと言う所ですね。収まりが良いとも言えます。
打球感の方でも記しましたが、パワーが乗せやすかったです。ボレーにしっかりと力が伝わりましたし、サーブもスピードと威力が出て良い感じの手応えを掴む事が出来ました。
・スピン性能：ナチュラルにかかるけど、グリグリにはかからない。
スピンのかけやすさですが、かからない訳ではありません。厚く当てた時に自然と回転がかかっているように感じました。
しかし、ボールを下から上に擦り上げて打つ場合はそうでもなかったように思いました。個人的には厚く当てて打っていくフラット系のプレーヤー向きの印象が強かったように思います。
・総評：ルキシロンの中で最安！ 性能も良い！
トータル的に見ると、バランスが良いポリと言えます。打感も柔らかく、飛びとスピン性能もそこそこありますし。
一番驚いたのはお値段です。ルキシロンはポリの中でもお高い方で、例えばアルパワーは定価で2.900円と張り代と合わせると恐らく相当すると思います。
しかし、アドレナリンは税抜きで2.100円と他のメーカーのポリと同じくらいの値段でした。ルキシロンの中で最も安いです。
最も安いですがコスパも良いので、ルキシロンのガットを試したいけどお財布が……と言う人にお薦めしたいです。
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