A LIFE OF TENNIS!

初めまして。このブログの管理人のオルティです。週に1度テニススクールで汗をかいている中級プレーヤーです。このブログでは試打したラケットや使用したガット、グリップテープや振動止め等のテニスグッズのインプレや。出場した大会の結果報告や取り組んでいる内容等を一般人目線で記していきます。目指すは唯一無二のテニスブログです。どうぞよろしくお願いします!

【圧倒的な面安定性!】ラケットインプレ! スノワート グリンタ100ツアーを使ってみた!

 

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 どうも。オルティです。今回は2021年7月現在使用しているEZONE100(2020)の前に使っていた、スノワートのグリンタ100ツアーについて紹介します。

 このラケットを使っていた期間は2019年の秋~2020年の秋と約1年間でした。使っていた当時は佐藤翔吾選手に触発されたので、北山選手からは「一番翔吾さんに影響を受けた」とまで言われました(苦笑)

 今回の記事ではナイロンガットを50/48で張って使用した感想を、詳細や打球感を含めて記していきます。

 

・スノワート グリンタ100ツアーの商品紹介

 

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  • 重量:305g
  • バランス:315mm
  • 長さ:27インチ
  • フェイス面積:100インチ
  • フレーム厚:22-23.7-23mm

 

・グリンタ100ツアーの第一印象

 

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 メ〇カリで購入して届いたラケットとご対面した時、正直に正直に「何て高級感溢れるデザインなんだ!?」と思いました。

 フレームの色は黒とオレンジのシンプルな2色になっています。他のメーカーでも比較的シンプルなデザインがここ最近増えてきましたが、逆にシンプル過ぎて素朴だったり、チャチだったり、オモチャみたいな印象を受ける物がありました。

 しかし、スノワートの場合はシンプルだけどお洒落で、高級感漂うような印象を受けました。デザインや塗装の段階で他のメーカーと一線を画していると感じました。

 特にバンパーの部分が気に入りました。グリンタ100ツアーだとオレンジ色なのですが、フレームの色と相まってチョコレートのような見た目のように見えます。

 

 

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 もう1つ面白いと感じたのはグリップエンドです。大体どのメーカーもマークとグリップサイズが刻まれているのですが、スノワートの場合はそれらに加えてMY SERVE、YOUR SERVEと刻まれていました。

 何やらウッドラケットを作っていた時も同じだったらしく、知った時は思わず苦笑いを浮かべました。こういう遊び心は大好きです。

 

・打球感:マイルドで優しい! 

 

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 初めて使った時のレッスンで最初に打った時に感じました。「このラケットは(良い意味で)ヤバい」と。

 最初に感じたのは打感の柔らかさでした。ガツンと手に衝撃が来る事なく、穏やかでマイルドな打感を感じました。

 スノワートのラケットはフレームに東レのカーボンを使用しているとの事。それが打球感の心地良さや体への優しさの証拠なのかなと思います。

 だからと言って、打ち応えが全くない訳ではありません。優しい打感だけど、ハードヒットした時の心地良さは病みつきになりました。

 

 

・反発性能:やや強いくらいかな?

 

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 フレーム厚が中厚と薄ラケの中間と言う事もあって、飛びはまぁまぁ強い方かな?と言う印象でした。

 自分からしっかり構えて強打する場面でも、コートの中にきちんと納まってくれましたし、全力ではなく、6~7割くらいの力で打ってもしっかり飛んでくれました。個人的にはフレーム厚の数値以上に飛んでくれる印象がありました。

 それでいて、勝手に弾くような感じがなくて、ボールを一度掴んでから飛ばすような弾き感があったように思えます。

 

・スピン:意外にかかってくれるし、伸びが凄い!

 

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 グリンタ100ツアーはストリングパターンが16×19ですが、他のラケットと比べると、縦横のガットの間隔が広いように感じました。

 その分スピンはかかりやすいように感じましたが、流石にピュアドライブ等の黄金スペックの中厚系には負けます。

 どちらかと言うと、ボールを下から上に擦り上げて回転をかけるより、ボールを真後ろから当てて回転をかけるプレーヤー向きかなと打っていて感じました。

 そして凄いのはボールの伸びが凄い事。打ったショットの感想をコーチに聞いた所、「ボールが伸びてきて、振り遅れる事が何回かあった」との事。

 回転をかけて打っているにも関わらず、失速しないと言うのは非常に心強いなと言う印象を受けました。しかもスライスが予想以上に打ちやすかったです。

 

 

・グリンタ100ツアーのここが凄い! 

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 このラケットを使っていて一番良かったと思えるのは、不快な振動や面ブレが少なかった事です。

 これはラケットの場所毎にフレーム形状と厚さを変えている事の恩恵と言えるでしょう。使っていた時は身体へのダメージが全くと言って良い程なかったです。

 普通ラケットの真ん中、スイートスポットを外してしまうと、不快な振動が来たり、ボールの飛びが弱くなる事があります。

 しかし、グリンタ100ツアーを使っていて多少スイートスポットを外しても、威力や飛びはそこまで落ちませんでした。雑振動や面ブレも少なかったです。

 そして一番驚いたのが面安定性の高さでした。ストロークの時も何となく感じていましたが、ボレーの時になると、より一層感じる事が出来ました。

 グリンタ100ツアーを使ってボレーをしていると、面白いように狙った方向に行ってくれました。ボレーが楽しくなって、「ネットプレーでポイントを取れるようになりたい!」とさえ思ってきました(苦笑)

 サーブを打った時、最初に感じたのは回転がかかりやすいと言う事でした。私は現在スライス系のサーブを主体に使っているのですが、回転がかかって良いサーブがガンガン打てました。振り抜きも良かったです。

 

・総評:オールラウンドで身体に優しいラケット!

 

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 一通り打ってみて、正直に言って私はグリンタ100ツアーはとても良いラケットだなと感じました。どれを取っても平均点以上の結果が出せるような印象です。

 オールラウンドなプレーをしたい人や、中厚と薄ラケの間のラケットを求める人、身体に負担のないラケットを探している人、ダブルスがメインの人にお薦めしたいです。

 

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