・新しい期が始まりました。
こんにちは。オルティです。私が通っているスクールは先週のレッスンから新しい期に入りました。それに伴い、ボールが新しくなりました。そのタイミングで私もガットを張替えに出し、グリップテープも新しく巻き直しました。
グリップテープの話を今回初めてしますが、私は学生時代からずっとグリップテープはYONEXの物を使い続けました。単発で違うメーカーのグリップテープを使う事もあったものの、ずっとYONEXのグリップテープを使い続けました。
その理由はウエット感が長持ちするからです。長持ちするので安心して使い続けますし、結果的にコスパが良いと言えると思います。ただここ最近は「たまには違うメーカーのグリップテープを使いたいな」と思うようになりました。浮気と言う訳ではありませんが、ウィルソンやボウブランドのグリップテープを試してみたいという気持ちが出てきました。
ガットは前回の記事でインプレしましたトアルソンのライブワイヤーXP125。こちらはかなり絶賛しましたが、この記事では緩いテンションで張ってみての感想を含めて色々記したいと思います。
・緩いテンションに替えた結果……
今回も2コマこなしましたが。ストローク、ボレー、スマッシュと球出し練習をした、基礎練習に比重が置かれたレッスンでした。次回からテーマ別の練習が始まるので気を引き締めていきます。
今まで50/48だったテンションを45/43に落として張ってもらった結果なのですが、だいぶ変わりました。55/53から50/48に落とした時は「何か前より打ちやすくなったなぁ~」と感じたのですが、今回は物凄くコメントに悩むような感じでした。
今までのテンション(=50/48)は標準レベルでした。私はフレームの変形を抑えたり、ホールド感を出す為に縦糸より横糸を2ポンド落として張ってもらっているのですが、今の45/43はゆるめのテンションに当たります。
そもそも私がテンションを落とした理由なのですが、「コーチのような強い人と打ち合う時、インパクトの瞬間に衝撃を感じる」と言う理由でした。今思うと、張っていたガットも少なからず関係していたのかなと思います。
前まで張ってもらっていたガットはナイロンマルチですが、やや硬めでインパクトの時に相手のショットの勢いとか色々と吸収する感じの特徴を持っていたように感じました。今のライブワイヤーXPは柔らかくて弾きのあるナイロンマルチなので、同じナイロンマルチと言うカテゴリーの中で、特徴がはっきり出たのかなと感じました。
緩いテンションで打ってみて感じた事は飛びが良い事と打感が柔らかい事です。ガット自体が弾いて飛ばすような感じの性能があるとは言えど、今までのテンションより反発性能が上がっていると感じました。
ただ私の打つタイミングだったり、力の入れ加減が今までのテンションと同じだったので、コントロールや力の入れるタイミングを何処でどうするのかと言う所でかなり悩みました。同じようにすると飛び過ぎたり、かえって飛ばないようにするとミスをしたりで散々でした。なので何時捉えれば良いのか、どれくらい力を入れれば良いのかと言う所を探り探りやっていました。体が慣れてくればより楽に、体の負担を少なくしていけるとは思いますが。
コーチからは「〇〇さん(=私)のスタイルだと、48ポンドがちょうど良いと思います」と言われました(苦笑)次に張替えに出す時は48/46と少し緩めのテンションで張ってもらうようにします。
ガットのテンションをどうするか。これはテニスプレーヤーなら誰しもが直面する問題ですが、コーチのような普段から自分のプレーを見ている人に相談する事が理想です。中には駄目なコーチがいるので何とも言えませんが……
今回は緩いテンションで悪戦苦闘した事がメインだったので、ここまでにします。また次回からはより踏み込んだ内容にしていきます。