どうも。オルティです。今回はラケットのインプレ記事を記そうと思います。今回インプレするラケットはYONEXのVCORE98(2018)です。
赤いラケットです。赤いんです。僕は赤いラケットはあまり好きではないです。何故なら僕が使うには似合わないので。
この記事ではVCORE98(2018)を使いたいけど自分に合うか分からない、打感や性能を詳しく知りたい方の為に、VCORE98(2018)を使用してみた私が忖度なしに使ってみた感想を記していきます。
・YONEX VCORE98(2018)のスペック紹介
- 商品説明:ヨネックス史上No.1のハイスピンテクノロジー。圧倒的なボールの掴みで、スピンを操るコントロールモデル。
- フェイス面積:98平方インチ
- 長さ:27インチ
- 素材:高弾性カーボン+ナノメトリックXT+Namd
- グリップサイズ:G2、G3 LG1、LG2
- 重さ:G(305g)、LG(285g)
- バランスポイント:G(平均315mm)、LG(平均325mm)
- 色:ギャラクシーブラック(2019年3月発売)、フレイムレッド(2018年9月発売)
- 厚さ:22-22-21mm
・手に取ってみた感想
最初に持った時に思ったのは色の派手さでした。やっぱり僕が使うには似合いません。赤色のラケットより、青色や黒色のラケットを使う方が僕には合っているみたいです(苦笑)
それに加え、ピュアドライブ2018と比べてフレームが薄い上にボックス形状だった事に不安を感じました。最初は「これ僕に使えるのかな? 大丈夫かな?」と不安に思いました。
張ってあったガットはYONEXのポリガット、ポリツアーストライク125でした。打感や性能を知りたい人の為に下に記事を掲載します。
コーチの話だと、テンションは50/47で張ってあるとの事でしたが、張ってから時間が経過していました。テンションロスが何処まで進行していて、それに伴って打感や飛びがどれだけ変わったかが分からない事に思わず言葉を失いました。
それに加え、グリップも少しボロボロになっていました。「これ大丈夫か?」と思ったのは秘密です。
僕は最低でもガットは3ヶ月を過ぎるタイミングで必ず張替えに出しています。それと同時にグリップテープを巻き直しています。
※今回使用したのがダブルスのゲーム練習だけだったので、各ショット別のインプレは出来ませんでした。その事をご了承の上で参考にして下さい。
・VCORE98(2018)を打ってみた感想
打ってみて最初に感じたのは「硬い」と言う事でした。フレームが硬いと感じたので、VCORE98はボールを弾く感じのラケットなのかな?と最初は感じました。
しかし、飛びは抑えられているように感じました。フレーム厚が最大で22mmと比較的薄めで、かつポリガットが張ってあったのかなと思います。使った時期が冬で飛びが悪くなる事が関係していると考えられますが。
VCORE98を試打した時、僕はピュアドライブ2018にパワジー130を張ってもらって使っていました。
ピュアドライブは中厚のラウンド形状のラケットで、パワジー130は柔らかいけど弾きのあるナイロンモノ。そのセッティングのラケットを使用していました。
話が逸れましたがVCORE98のインプレに戻ります。VCORE98は自分からガンガン打っていけるプレーヤーにお薦めだと感じました。と言うのも、ストロークをしっかり構えて打った時に強烈なスピードボールが打てたからです。
その状況が自分ペアのリターンゲームで、セカンドサーブを僕がリターンした時でした。爆音と錯覚するくらいの良い音と共にリターンを返したら、それがリターンエースになりました。
個人的にVCORE98はボールが食い付いてくれるような感覚がしました。フレームが薄めで、ポリガットが張ってあった事もあるでしょう。フルスイングしても相手コートに収まってくれる安心感がありました。
また、フレームが薄い分コントロールがしやすかったです。ボールを真後ろから厚く当てる、フラットドライブ系のスイングをしても、ある程度ナチュラルスピンがかかってくれました。
なので安心して打っていけましたが、勝手に軌道が上がる・スピンが自然にかかってくれるような事は無かったです。グリグリスピンにしたいのならば、VCORE100を使うか、セッティングや打ち方を調整するかになるでしょう。
次にボレーについて記します。ストロークでは比較的好印象な様子を記しましたが、ボレーも同様に打ちやすかったです。パンチングボレーの決めるボレーから、ドロップボレー等の技術と感覚が求められるタッチ系まで。
恐らくラケットの操作性が高いんじゃないかと思います。特にこれと言った癖が無いように感じました。全体的に使いやすいように感じました。
続いてサーブ。サーブも打ちやすかったですが、僕が打った時にオーバーフォルトが多かったです。
フレーム厚が薄い分、自分からボールにパワーを伝えて飛ばさないといけないので、その調整が上手く出来ていなかっだけだと思います。単純に技術不足です。
・総合評価
短い時間しか使っていないのでこれ以上詳しくは記しませんでしたが、僕個人はVCORE98は癖が無くて使いやすいように感じました。
ストロークはフルスイングしても収まってくれる。ボレーやサーブも打ちやすい。週一プレーヤーから競技者まで幅広く使えると思います。
フレーム厚が薄いのですが、打っている中で適度にパワーアシストがあるように感じました。フレーム厚が薄いボックス形状のラケットを使っているけど、もう少しパワーが欲しい人にはお勧めだなと言う印象を抱きました。
ただスピンをコンセプトにしている割には、あんまりスピンのかけやすさ等を感じる事が出来なかったです。ガットがスピンをかけやすい物ではなかったと言う事もあったとは思いますが。
なのでボールを真後ろから当てて打つフラットドライブ系や、真後ろから当てて持ち上げながらスピンをかけるプレーヤー向きのラケットかなと言う印象を抱きました。
総合評価として、パワー、コントロール、操作性の全てがバランス良く整っていて、完成度が高いように感じました。
・どんなプレーヤーにお薦め?
- ボールを真後ろから当てて打つフラットドライブ系のプレーヤー
- ボールを真後ろから当てながら持ち上げてスピンをかけるプレーヤー
- ある程度パワーがあって、自分からガンガン打っていくプレーヤー
- フレーム厚が薄いボックス形状のラケットを使っていて、もう少しパワーアシストが欲しくなったプレーヤー
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