皆さんお久し振りです。またもや更新をサボってしまい、大変申し訳ないです。気が付けば12月に入り、今年も後少しの所になりました。
そこで今回の記事ではテニスを主軸にして振り返っていこうと思います。ただ今年を振り返りながら自分語りするだけでは面白くないので、インタビュー形式にして色んな事を書いていきます。今回は導入編と言う形で、テニスを始める切っ掛けと今に至る経緯を記します。
ー初めに、テニスを始めた切っ掛けを教えて下さい。
「テニスを始めたのは16年前……くらいになるでしょうか。その時に私が住んでいる街にテニススクールがオープンし、私の母親が硬式テニスを始めようかと思って行った事です。母は学生時代に軟式テニス部に入っていました」
ーそのスクールが今も通っているスクールですか?
「はい。私と2つ下の妹もレッスンも受けたのですが、私がテニスの楽しさにはまってしまい、”テニスを始める”と宣言しちゃいました(笑)それで母親のテニス復帰を阻んでしまい、今は申し訳なく思っています」
ーテニスとの出会いは中々素敵でしたね。年齢的に言えば、小学生の頃にテニスを始めたと言う事でしょうか。
「そうですね……大体トッププロの皆さんは小さい頃から始めている方々が大半なので、彼らに比べれば私は遅い部類に入ります。でも当時の私はプロの試合は全く観てなかったです。と言うより、誰がいるのかもよく分からなかったです」
ー小学生の頃はテニスを”楽しむ”と言う方向性でやっていたんですか?
「はい。純粋にテニスを楽しんでいました。何と言いますか、遊びとはまた違った感覚でやっていました。試合も全然やっていなかったですね」
ー中学生の頃もそのスクールでテニスをしていましたか?
「いえ、中学生の頃はクラブでテニスをしていました。やはり月謝が高かったので……それに中学生になると色々とお金がかかる物ですし。スクールに比べると、クラブの方が安上がりで済む事が大きかったです」
ークラブでのテニスは如何でしたか?
「小さい子から高校生まで様々でした。特に高校生はガンガン打って来る人達だったので、とにかく防戦一方でした。ショットも重くてエグかったです(汗)しかもテニスが強めの高校でした」
ー自分より強い人と打ち合う事は上達への近道と言いますよね。この頃から試合にも出たりしていましたか?
「中学2年生の頃から何回か出ていました。結果は2回戦進出が最高成績でしたが、初めて試合に勝った時、とにかく嬉しかったです。自分でもやれるんだ、勝てるんだと言う自信が付きました」
ー高校では部活動でテニスをしていましたが、どうでしたか?
「実は部活は1年生の途中で勉強を理由に辞めたので、あまり覚えていません。レギュラーにも選ばれなかったのは覚えていますが(苦笑)」
ー大事な時期を棒に振ってしまったとは思いませんでしたか?
「全然思っていません。実は私、高校受験に失敗して別の高校に入ったので、当時は部活より勉強を大事にしていました。部活を続けていたらどうなっていたかな?と思う事ありますが、特に考えた事はありません」
ーそうだったんですね。大学ではテニスサークルに入り、テニスをしていましたか?
「サークルもそうですが、体育の授業がテニスだったので、自分のラケットを持ち込んでいました。おかげでちょっとした人気者になりましたし、何より話し掛けられるようになりました。私は内向的な性格なので、中々自分から話しかけない所があったので、これには助けられました」
ーサークルも途中で止めましたか?
「はい。当時は公務員試験対策の授業に出ていたので、そちらが忙しくて途中で抜けました。今思うと、私は人間関係を築こうとせず、まるで何かに追われているような日々を過ごしていたと思います」
ーその後社会人になって働き始めましたが、テニスに復帰すると言う考えはありましたか?
「考えはありました。ただ中々自分の中で気持ちに踏ん切りが付けなかったです」
ー復帰した一番の理由は何ですか?
「錦織圭選手の活躍ですね。私が復帰したその年は全米オープンで準優勝、ツアーファイナルでベスト4に進出する等、怒涛の快進撃でした。それを見て、”自分ももう1度テニスをやりたい”と心の底から思い、テニススクールに復帰しました。
ー復帰したのが2014年の12月だったので、錦織フィーバーに乗った形での復帰ですね。
「でも僕にとって、大きな決断とチャレンジになりました。錦織選手の活躍が私の背中を押してくれました。本当に彼は僕の中でのヒーローです。ストロークのテイクバックは今も参考にさせてもらっています(苦笑)」
ースクールに復帰する時、クラス決めでコーチと打ち合いましたが、どうでしたか?
「まさかここまで打てなくなっていたか……と最初に思いました。確かに身体は覚えていました。でも実際にやっていた頃には程遠かったです。何しろラケットを握ったのが2年ぶりでしたので……」
ー2年と言うブランクは大きいですね。最初は初級クラスに在籍したと伺います。
「再スタートとしては妥当だと思いました。基礎や基本を思い出しながら、新しいプレースタイルを構築すれば良い。そう考えながらレッスンを受けていました」
ーポジティブですね(苦笑)最初のコーチや初級クラスはどうでしたか?
「合っていました。普通に話しやすく、相談しやすかったです。クラスにも直ぐに馴染めました。テニスを始めた頃の”テニスが楽しい”と言う気持ちを抱きながら、レッスンを受けていました」
ー復帰して4ヶ月。2015年4月から初中級クラスに昇級しましたが、当時はどう考えていましたか?
「嬉しかったですが、当時は復帰して最初にお世話になったコーチが、別のスクールに移ると言う事で悲しかったです。でもその分思いっきりテニスをしようと言う気持ちになれました」
ー仕事を退職した関係もあり、2016年1月を以て休会するまでの初中級クラスはどうでしたか?
「実は初中級と中級の混合クラスでしたので、初中級とは言えないんですよね(苦笑)コーチがボレー主体だったので、ストロークを強化したかった僕はちょっと相性が合わなかったです。でも練習や他の受講生が良かったので、それで相殺していました」
ーそれで休会から復帰したのが2016年8月。今の時間帯に移動したんですね。新しいクラスはどうでしたか?
「文句なしでした。コーチや受講生も良かったので。今こうしてテニスを楽しみながらやれているのは、やっぱり環境や人が大きいんだなと思えました」
ーそして今に至ると。社会人から復帰して今年で4年目になるでしょうか。来年の目標はありますか?
「他にも色々とありますが、中級クラスに昇級する事です。僕の場合はキャリアがそれなりにあるのに、まだこの立ち位置にいるので、それに見合うだけの場所に辿り着きたいなと考えています」