A LIFE OF TENNIS!

初めまして。このブログの管理人のオルティです。週に1度テニススクールで汗をかいている中級プレーヤーです。このブログでは試打したラケットや使用したガット、グリップテープや振動止め等のテニスグッズのインプレや。出場した大会の結果報告や取り組んでいる内容等を一般人目線で記していきます。目指すは唯一無二のテニスブログです。どうぞよろしくお願いします!

全豪オープンを観て ~個人的な楽しみ方~

 ・全豪オープン開催中!

 皆さんこんにちは。オルティです。

 現在オーストラリアでは全豪オープンが開催されていますが、錦織選手や大阪選手等の日本人選手が活躍しています。

 今日この記事を書いている時点で錦織選手は3回戦を戦っている最中で、大阪選手は4回戦に進出しています。

 そこで今回の記事では僕なりの全豪オープンの楽しみ方だったり、気になった試合や選手等を取り上げたいと思います。

 

・マレー選手の激闘!

 僕が一番感動した試合は1回戦のA・マレー選手とバウディスタ・アグート選手の一戦。今シーズン限りでの引退を表明しているマレー選手と、開幕戦のドーハ大会でジョコビッチ選手を下した後、優勝したバウディスタ・アグート選手。

 この試合は個人的に燃えましたし、感動しました。観終わった後は号泣してました。


Andy Murray vs Roberto Bautista Agut 

 

 この試合はフルセットマッチの死闘でした。第1セットは4-6、第2セットも4-6と落とし、後がなくなったマレー選手でしたが、そこは元世界1位でBIG4の一角。凄まじい粘りを見せました。

 第3・第4セットをタイブレークで取って第5セットに持ち込む驚異的な底力! やっぱすげぇよ! でも臀部の激痛もあったのか、ファイナルセットは2-6で取られてしまい、一回戦敗退になりました……お疲れ様アンディ!

 引退を決断する程の激痛を抱えながら、最後までボールに喰らいつく姿を魅せたマレー選手……本当に偉大な選手です。

 でもぶっちゃけた話、対戦カードが決まった時、不安で仕方なかったです。バウディスタ・アグート選手はスペイン人で、安定感がある相手なので、「これストレート負けするんじゃないかな?」と思っていました。本当にごめんなさい……

 これからどうするかは本人次第ですが、まだまだプレーする姿が見たいです。せめてウィンブルドンで……と言う気持ちはありますが、もう少し見守りましょう。

 

・ベルディフ選手復活!

 個人的に気になっていたのはT・ベルディフ選手。長年トップ10に君臨し続けていましたが、ここ最近は怪我でランキングを落としていました。

 それでも全てのグランドスラムでベスト4進出(ウィンブルドンは決勝に勝ち進んでいます)し、ツアー通算で10勝以上トロフィーを獲得している凄い選手です。

 そんなベルディフ選手が今大会では快進撃を見せています。元々実力のある選手なのであまり驚きませんでしたが、昨日の3回戦のシュワルツマン選手との試合を観て、「やっぱ強いな……」と唸りました。はい。身長分けて下さい(苦笑)


Tomas Berdych vs Diego Schwartzman 

 

 そんなベルディフ選手ですが、”空気”と言う嫌な渾名を付けられたり、名前の表記ゆれが激しい事もありますが、個人的には好きな選手です。

 シュワルツマン選手との試合はセットカウント3-1で制し、次の4回戦はR・ナダル選手との試合。ちょっときついな……でも応援するぞ!

 

・ベルディフ選手のプレーから学ぶ!

 さてベルディフ選手の好調の理由なんですが、ドーハ大会で準優勝した事もありますが、一番は戦術の変更にあると思います。

 ベルディフ選手は背が高く、体格もしっかりしているので、サーブが強いです。それだけでなく、ストロークも強いです。特にフォアハンド。あれはミサイルです(苦笑)

 僕がベルディフ選手が好きだと言う理由は強烈な一発を持ちつつも、決してそれだけに頼らないプレーをしているからです。堅実で華は無いけど安定したプレー。僕が目指しているプレーであり、憧れているプレースタイル。

 ストローク戦でしっかり繋ぐ。ベルディフ選手はフラット系・僕はスピン系ですけど、コンセプトは同じです。そしてラリーの中で浅い・甘い返球を相手から引き出させて、高い打点でしばいたり、ネットに出て決める。

 こういうオールラウンドなプレーを目指しているので、ベルディフ選手の試合は勉強になります。

・楽しみ方は人それぞれ

 自分の好きな選手を応援したり、お気に入りの選手の試合を観戦するのも良いと思います。事実僕もそうですし。

 でも今回のように、自分に当てはめながら観戦するのも楽しみ方の1つだと僕は伝えたいです。自分のプレーを見つめ直したり、どういうプレーをやりたいか考える切っ掛けにするのも良し。

 大事なのはただ漠然と見るのではなく、目的を持って観る事ではないでしょうか。