どうも。オルティです。前回投稿した記事でウィルソンのナイロンマルチ、NXTパワーのインプレを記しました。
季節は冬。ボールが飛ばなくなるし、衝撃は強くなるしでポリユーザーには大変です。私も正直大変でした。
でもどうせ春になったらポリに戻すんでしょう? そう尋ねたくなりますよね。しかし私はこの記事で宣言します。
当分ポリは使わない! 私はこれからナイロンユーザーに戻る!!
今回の記事では何故ポリガットの使用を止めたのか、何故ナイロンマルチガットに切り替えたのか、今後はどのガットを使っていくのか等々……色々と記していきます。
この記事がポリガットの使用に疑問を抱く人への回答案の一つ、ポリガットが使えなくて恥ずかしく思う人への助け舟等、数多くの人々への助けになる事を願います。
余談ですが、欲を言えばナチュラルガットを試したかったです。しかし雨オムニで試合を行う大会に出場している為、泣く泣くナイロンマルチに替える事を決めました。それさえなければナチュラルガットにしていました。
①右手首の痛みに悩まされていた事
実は私は去年から右手首の痛みに悩まされていました。この記事が投稿されている2023年2月現在ではフォアハンドの打ち方に問題があったと分かり、只今新しい打ち方を試しています。それについてはまた後日記事を投稿しますのでお待ちを。
話を戻します。いつもと同じ打ち方をしている筈なのに衝撃感を感じたり、練習の翌日に右手首に痛みが来て湿布を張って仕事に行く。そんな日々が続いていました。それに嫌気が差した事がナイロンマルチに切り替えた理由の1つ目です。
ポリガットは素材が硬い事が特徴の1つです。そもそもポリエステルはナイロンより切断耐久性が高い事を目指して開発されました。切断耐久性は切れやすいか切れにくいか。切断耐久性が高い事は切れにくいと言う意味です。
切断耐久性を高くさせるにはナイロンよりも硬くしなければいけません。つまりナイロンより硬い材質を使う必要があります。
材質が硬い特徴から、幾ら緩く張ったとしても大抵のポリはインパクト時にガツン!と来るような衝撃が腕に来ます。
その時に無意識に衝撃に抗おうと、腕に力を入れてしまいます。それが力む原因、怪我の要因となる要素の1つになるかと思います。
力みを無くすのは練習すれば改善されるとは思いますが、その練習をやった後に怪我をしたり、痛めていては本末転倒です。
ガットを硬いポリから柔らかいナイロンに替えるのも怪我や力みを無くす方法の1つかと思います。柔らかいポリに替えるのもありだとは思いますが、ガツンと来る痛みを無くす為には、ナイロンマルチを使った方が即効性があるのは間違いないです。
実際ナイロンマルチに替えながら打ち方を見直している最中ですが、右手首の痛みに悩む事は無くなりましたから。
②ナイロンマルチが張ってあった試打ラケットを使った事
2つ目の理由はナイロンマルチの良さを再確認した事です。先日FX500(2023)のインプレ記事を投稿しましたが、FX500(2023)を試打している時に自分の考え方が大きく揺らぎました。
元々私はスクールの期が終わるタイミングでガットを張り替えに出しています。その時はポリツアーレブ120を使っていました。
次は柔らかくて扱いやすいG-tour3に替えようと考えていました。FX500(2023)とポリツアーレブ120のインプレ記事は下に掲載しますのでチェックお願いします。
記事の方にも記しましたが、FX500(2023)の試打ラケットにはアイコニック・オールが46ポンドで張ってありました。このアイコニック・オールはダンロップから発売されているナイロンマルチの1種です。
張った日が去年の11月ぐらいでテンションが緩んでいて、ガットもよれている状態でした。手で直しながらプレーしていましたが、ポリよりも楽に飛ばせるから力む必要はなかったです。
その反面、ポリに比べてスピンがかからず、得意としている高弾道のトップスピンが打ちにくいと感じる場面が多々ありました。それを差し引いてもナイロンマルチの良さを再確認する事が出来ました。
レッスン終了後。私は車の中で着替えながら考えました。季節が冬に入っていた事と、打ち方が悪かった事、硬い素材のポリガットを使っていた事もあって毎週のように手首を痛めていました。
FX500(2023)を使っている間はそこまで疲れず、汗もかきませんでした。そこで考えました。このまま毎週身体を痛めてまでポリを使い続ける必要はあるのかと。
ポリは素材硬いし、衝撃エグいし、飛ばそうとして力む。もしかして僕にはポリ合っていないのか。そう思った私は善は急げと言わんばかりに普段お世話になっているスポーツショップに行きました。
そこで店員さんと相談してガットをポリからナイロンマルチに変更しました。そして今はフォアハンドの打ち方を見直している最中です。
何故ナイロンマルチにしたのか。ナイロンガットには単芯構造でガットの中心に太い単芯があるナイロンモノと、複数芯構造で全体的に無数の細い芯が集まったナイロンマルチの2種類があります。
ナイロンマルチは糸全体でボールを包み込む為、より柔らかい打感とホールド性能を感じる事が出来ます。それを踏まえ、手首に優しいナイロンマルチを選択しました。
・今後はどうするか?
ここまでポリからナイロンマルチに替えた経緯と理由について記してきました。スピンをかけたショットを打てるようになりたいが為にポリを選び、技術向上に励んできました。それ自体は決して間違いではなかったと信じたいです。
しかし、手首の怪我を切っ掛けに自分に合ったガットは一体何なのか。それを見つめ直しつつ、怪我無く楽しくテニスの上達を目指す為に今回の決断を下しました。
ナイロンマルチに替えてまだ数回しかテニスをしていませんが、球威の出しやすさや安定感、タッチ系のやりやすさはナイロンマルチの方が上だと思います。
私は外のオムニコートでの大会に出場していますが、オムニコートはボールの勢いが失速しやすい特徴があります。それを考えると、ナイロンガットに替えるだけでも試合に勝ちやすくなるかもしれません。
去年の市民大会やシングルス大会を思い出してみると、強いジュニアの子に押されていたり、自分でウィナー取るより相手のミス待ちでポイントを取っている場面が多かったように思います。
そう考えるとポリよりもナイロンの方が合っているかなと。安定して相手コートの深い所に返球しつつ、スライスやドロップショット等のタッチ系のショットがやりやすいですから。
しかし、私としてはトップスピンを織り交ぜて高さを使ったテニスも武器にしています。それも踏まえてガットを選んだ結果、以前使用していたダイアデムのインパルスに白羽の矢が立ちました。
2023年2月現在は国内販売がされておらず、フリマサイトや海外公式サイトでしか入手出来なくなりました。しかし運良くロールを手にする事が出来ました。今後はインパルスを愛用しながら大会に向けて練習を頑張ります。
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