- ・そもそもSラケって何なの?
- ・BLADE98S V7.0の商品説明
- ・ストロークを打った感想:打感が柔らかく、しなりも感じられる。スピンもかけやすくて驚いた!
- ・ボレーを打った感想:平均バランス以上に打ちやすい!
- ・サーブを打った感想:打ち応え良し! 回転良し!
- ・総評:薄ラケの良さを残しつつ、より扱いやすくなった!
どうも。オルティです。今回は以前スクールに試打ラケットとして来てきた、ウィルソンのBLADE98S V7.0を紹介します。
この記事ではBLADE98S V7.0を一通り打ってみて感じた感想や、スペック等の詳細を記していきます。
※注意:このインプレはあくまで私個人の感覚を含めた感想になります。あくまで一個人の感想なので鵜呑みにせず、購入する時は試打したり、店員さんと相談する等して検討してください。
・そもそもSラケって何なの?
BLADE98SのSはSラケの事で、SラケはSpin Effectと言う機能になります。皆さんはスピンをかける上で大切な物は何だと思いますか?
技術? スイングスピード? ワイパースイング? 打ち方? 色々あると思いますが、ウィルソンが考えたのは”スナップバック”が大きい事。
スナップバックとは、ボールがガットに当たった時にどれくらいガットがズレて、そこから元に戻るのかと言う事です。
一般的にボールとストリングのインパクト時間は約1000分の3秒と言われていますが、スナップバックの幅が大きいほど、またガットの復元スピードが速いほどボールに与えるスピン回転量が大きくなると言われています。
どのようなストリングパターンの組み合わせだと実際にスピンが打ちやすいのか。それを検証しようと様々な物を試していきました。
その結果、横糸(クロス)が縦糸(メイン)よりも少ない物がスピンが一番打ちやすい事が判明しました。それがウィルソンのSラケ開発に繋がりました。
・BLADE98S V7.0の商品説明
- 商品名:BLADE98S(V7.0)
- 面の大きさ:98インチ
- 重さ:295g
- バランス:325mm
- フレーム厚:21.0mm
- ストリングパターン:18×16
- グリップサイズ:G2、G3
- 適正テンション::50~60ポンド
スペックだけを見ると、重さがBLADE98 V7.0(16×19)より10g軽くなっていて、より操作性が上がって扱いやすそうな印象を受けました。
バランスも5mm頭が重くなっていてトップヘビー気味になっていますが、手にした時や軽く振った時はそれ程違和感を感じませんでした。
試打ラケットに貼ってあったガットはDUO POWER(アルパワーとNXTパワーのハイブリッド)でした。
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・ストロークを打った感想:打感が柔らかく、しなりも感じられる。スピンもかけやすくて驚いた!
ストロークを打って感じた事は、BLADE98 V7.0(16×19)より柔らかいし、スピンがかけやすいと言う事でした。
BLADE98 V7.0(16×19)はスピンを打ちやすいですが、どちらかと言うと、フラットドライブ系のプレーヤー向けな印象を受けていました。
しかし、BLADE98S V7.0は打感で言えばBLADE98 V7.0(16×19)より柔らかく感じました。恐らく18×16と言うストリングパターンが関係しているでしょうけど。それでいてしなりも感じられました。
スピンはSラケだけあってよくかかります。しっかりスピンをかける打ち方をした時、BLADE98 V7.0(16×19)よりもしっかりかかってくれて、相手コートの中に収まってくれました。
BLADE98 V7.0(16×19)だと、収まらずにオーバーアウトしてしまった場面が何回かありましたが、BLADE98S V7.0だとそれが全くありませんでした。
だからと言ってフラットドライブ系のショットが打ちにくくなった訳ではなく、フラット系で打とうと思った時はちゃんと直線的な弾道になりました。正直Sラケになってよりオールラウンドになった感じがしました。
それに加え、BLADE98 V7.0(16×19)よりもパワーアシストは高かった印象がありました。BLADE98 V7.0(16×19)は外した時やしんどい時は助けてくれなかったですが、98Sを使っていた時は正直そこまでしんどくはなかったです。
・ボレーを打った感想:平均バランス以上に打ちやすい!
ボレーは打ちやすかったです。BLADE98 V7.0(16×19)よりパワーアシストがある分飛んでくれました。それでいて強く打った時はコートの中に収まってくれました。
バランスが5mmトップに行ったので大丈夫かな? ボレーしんどくないかな?と思っていましたが、全然そんな事はありませんでした。
・サーブを打った感想:打ち応え良し! 回転良し!
フラットサーブとスライスサーブを打ちましたが、BLADE98 V7.0(16×19)とフレーム厚が変わらない事もあって、しっかりとした打ちごたえがありました。
しかも回転もかかるので安定性が上がっただけでなく、より回転系のサーブが打ちやすいように感じました。
・総評:薄ラケの良さを残しつつ、より扱いやすくなった!
98Sは薄ラケなのにかなり使いやすく感じました。もしBLADEシリーズを使えと言われたら、使うなら98Sと即答するくらい良いラケットだなと評価します。
私が使うならグリグリスピンをかけるプレースタイルなので、多角形ポリか4Gラフを張ってもらって使うと思います。
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