A LIFE OF TENNIS!

初めまして。このブログの管理人のオルティです。週に1度テニススクールで汗をかいている中級プレーヤーです。このブログでは試打したラケットや使用したガット、グリップテープや振動止め等のテニスグッズのインプレや。出場した大会の結果報告や取り組んでいる内容等を一般人目線で記していきます。目指すは唯一無二のテニスブログです。どうぞよろしくお願いします!

大会に向けて その① ~試合のマナーや気を付けるポイントとは?~

 皆さんこんにちは。オルティです。私の住んでいる地方は雪国で、4月になってから屋外のテニスコートが使えるようになりました。それに伴い、市民大会が始まりました。

 社会人になるとダブルス中心で、シングルスがそこまでないので、シングルスプレーヤー泣かせになってます(涙)僕の住んでいる街のシングルス大会は8月と10月にあるので、そこに向けて練習に励んでいます。

 さて今回の記事なんですが、タイトルに書いてある通り、これから試合に出る人や既に試合に出ている人向けとなっています。

 技術や戦術ではなく、それ以前のマナーや態度についての話になります。「そんなの分かっているよ!」と思われるでしょうけど、確認も込めて最後まで読んで頂けると、本当に嬉しいです。

 

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①挨拶は心を込めて丁寧に!

 試合を始める時、相手プレーヤーに向かって「お願いします」と元気よく挨拶をしましょう。これはルールで決まっている事ではありませんが、人として行う事は当然の事です。ルール云々と言うより、常識の世界ですね。

 試合が終わった後は「ありがとうございました」と声を掛け、ネットを挟んで相手と握手をしましょう。この時に帽子やサンバイザー、バンダナを身に付けていたら外し、ラケットを置いて握手をする事が望ましいです。

 ダブルスの場合は相手のペアと挨拶と握手をした後、パートナーの方とも挨拶と握手を交わしましょう。審判の方がいれば挨拶と握手をするべきですが、市民大会は大体セルフジャッジなので、頭の片隅に置いて下さい。

 

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②隣のコートの試合進行を邪魔しない!

 試合が終わってコートから去る時、隣のコートの後ろを横切らないといけない場合があるでしょう。そういう時はコートチェンジやポイントの間に素早く横切りましょう。

 自分が試合を終えたとしても、隣のコートで試合が行われている事があります。隣のコートの試合進行の妨げになるような事は絶対にしてはいけません。また、不慮のアクシデントの原因になる事もあるでしょう。

 もし自分が試合をしている時、自分がいるコートを通りたい人がいた場合はポイントの間に通してあげましょう。これもマナーです。

 一つ目に挙げた挨拶とボール渡しはテニススクールでも頻繁に観られます。大体レッスンの最後にダブルスのゲームをするのですが、その時にやり方を学べる良いチャンスだと思います。

 

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③相手にボールを渡す時は優しく丁寧に!

 相手プレーヤーにボールを渡す時は優しく丁寧に渡しましょう。もし近くにいたら手渡しで、遠くならちょうどワンバウンドで届くように打ってください。決して強く打ってはいけません。優しく、山なりにポーンと打ちましょう。

 相手にボールを渡す時、「ボール行きます」と一声かけてから渡すと、相手も気付いてくれるので声掛けも推奨します。

 

 


【亜細亜/1R】江原弘泰(フリー) 対 清水奎吾(亜大) 2019 亜細亜大学国際オープン 1回戦

 

④隣コートにボールが入った時はどうするの?

 市民大会は幾つものコートで試合が同時進行しており、コートとコートの間は仕切りネットが使われている事はあまり見かけません。なので隣のコートにボールが入る事もあれば、その逆に隣のコートからボールが入ってしまう事もあります。

 隣コートにボールが入ってしまった時は、隣のコートのプレーが中断するのを待って、相手に一言断ってから拾いましょう。相手が気付いてボールを渡した時は「ありがとうございます」とお礼を言いましょう。

 ちなみにプレー中に隣コートからボールが入ってしまった時、そのポイントはやり直しになります。これをレットと言います。レットと言っても分からない人は、「ストップ!」とか「タイム!」と言って下さい。

 上の動画は僕が憧れている江原選手の試合動画なのですが、何回かレットでポイントのやり直しが行われています。フューチャーズのような国際大会でもポイントのやり直しは当たり前になっています。

 

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⑤セルフジャッジは公正に!

 最後は市民大会最大の敵とも言えるセルフジャッジについてです。セルフジャッジは審判が存在せず、プレーヤー同士でジャッジを行うルールの事です。紳士的である事が重視され、審判が用意出来ない場合に行われます。

 私はセルフジャッジに自信がある方ではありません。何故ならアウトかインなのか際どいショットをジャッジするのが嫌だからです(汗)それでも自分側のコートのジャッジに責任を持たなければいけません。

 サーブの順番が回ってきたら相手に分かるようにカウントを伝える事、はっきりとした大きな声とハンドシグナルを併用する事を気を付けています。

 ちなみに覚えた方が良い最低限のハンドシグナルは「イン」と「アウト」。人差し指を立てれば「アウト」、両手の平を地面に向ければ「イン」です。

 ライン際のインかアウトか分からないボールをジャッジする時の対処法なんですが、私個人はボールとラインの隙間が見えた時だけアウトと判断するようにしています。ボールとラインの隙間が見えない時は入っているとジャッジします。

 

結論:お互いにマナー良く試合をしましょう! 

 如何だったでしょうか? 気を付ける事が意外と多くて大変だと思われたかもしれませんが、試合をこなしていく中で自然と学ぶ事ばかりです。

 私は試合経験がそこまで多い方でもなく、勝率も高い方ではありませんが、最低限マナーだけは守ろうとしています。今回記事を書いている時も改めて確認すると共に、様々な気付きがありました。なので今後大会に出る時はより一層ルールを守り、自分と相手が気持ちよく試合出来るように努力します。